素早く作れて、いろいろな具材を一緒に食べられるチャーハンはとても便利なメニュー。
我が家でも、休日ランチの定番として食卓にしばしば登場しています。
離乳食にも加えることができたら、アレンジがきくので助かりますよね。
今回は、離乳食でチャーハンは食べさせてもよい目安時期とあわせて、おすすめレシピなどご紹介します!
離乳食でチャーハンデビューはいつから?おすすめの具材はコレ!
離乳食でチャーハンを食べさせる時期
一般的に、チャーハンといえば、ごはんと具材を油で炒めて味付けをしたもの。
離乳食期の赤ちゃんに食べさせるなら、離乳食後期(9~11ヶ月頃)以降がおすすめです。
その理由は、主に次の3つです。
・ご飯がおかゆから軟飯になり、チャーハンらしいものが作りやすい。
・食べられる食材が増えてくる。
・調理に少量の油を使うことができ、「焼く」「炒める」といった調理法も取り入れられる。
離乳食は、大まかにいうとご飯(おかゆから軟飯へ)→野菜→卵・魚などのタンパク質の順でアレルギーの有無などを確かめながら、進めていくことになります。
また、離乳食後期には少量であれば味噌やマヨネーズ、塩、砂糖といった調味料も使えます。
そのため、ご飯が軟飯になり野菜や卵が食べられるようになるタイミングであれば、チャーハンのバリエーションも増やしやすく、献立がマンネリ化を防ぐことにも役立つでしょう。
チャーハンにおすすめの具材
チャーハンといえども、離乳食の基本は「薄味」です。
素材そのままの味を活かすことを意識して作ることが重要です。
いきなり、油や調味料を使うのが心配な方は、柔らかくゆでた野菜をみじん切りにして、軟飯に混ぜ合わせたものからスタートすると安心です。
慣れたら、少量の調味料を使って味の変化を付けてみるなどして、チャーハンも自然にメニューにプラスしていけると思います。
おすすめの具材は、ご家庭に常備していることが多く彩りがきれいな「にんじん」「たまねぎ」「ピーマン」「ほうれん草」の4つです。
時間があるときに、ゆでてみじん切りにした状態で小分けに冷凍しておくと、自家製ミックスベジタブルとして、チャーハン以外にも使えて便利です。
さらに、「鮭」や「しらす」「納豆」をプラスすると、程よく味付けができ、タンパク質がしっかり摂れます。
また、赤ちゃん用のソフトふりかけを活用するのも準備がラクなのでおすすめです。
離乳食でチャレンジ!チャーハンレシピを3つご紹介☆
一般的に、軟飯が食べられるようになってきたらチャーハンもOKとお話ししてきましたが、離乳食の進み方や好みは個人差があるので、時期はひとつの目安として、赤ちゃんの様子を見ながらとりいれてくださいね。
ツナとキャベツのチャーハン
【材料】
軟飯 80~90グラム
ツナ(水煮) 小さじ2
にんじん(柔らかくゆでてみじん切りにしたもの) 小さじ1~2
キャベツ(柔らかくゆでてみじん切りにしたもの) 小さじ1~2
オリーブオイル 少量
【作り方】
1.ツナはお湯でサッと湯通し。
2.細かく切った野菜とツナを少量のオリーブオイルで軽く炒める。
3.2.に軟飯を加えて炒め、混ぜ合わせたら完成。
野菜としらすのチャーハン
【材料】
玉ねぎ(柔らかくゆでてみじん切り) 小さじ2
ピーマン(柔らかくゆでてみじん切り)小さじ2
にんじん(柔らかくゆでてみじん切り)小さじ2~3
しらす 小さじ2~3
軟飯 90g
しょうゆ 2~3滴
サラダ油(ごま油でもOK) 少々
【作り方】
1.しらすを熱湯で2~3分茹でて塩抜きをする。
2.柔らかくゆでてみじん切りにした野菜としらすを、少量の油で軽く炒める
3.2.に軟飯を入れて炒め合わせる。
4.最後にしょうゆを好みで少量入れて混ぜたら完成。
納豆チャーハン
【材料】
納豆(ひきわり納豆) 小さじ2~3
玉ねぎ(柔らかくゆでてみじん切り) 小さじ2
ほうれん草(柔らかくゆでてみじん切り)小さじ2
※冷凍野菜を利用し、必要な分だけ細かく砕くと準備がラクです☆
溶き卵 1/2個
軟飯 90g
サラダ油(ごま油でもOK) 少々
【作り方】
1.納豆は湯通しして粘りを取り除く。
2.油を熱して、溶き卵を入れて炒り卵を作る。(卵はしっかり火を通しましょう)
3.2.に野菜と納豆を加えて軽く炒める。
4.軟飯を加えて混ぜ合わせて、お好みで少量の塩やしょう油で味を調えて完成。
まとめ
離乳食が進んでくると大人の食事からの取り分けもしやすくなります。
チャーハンもメニューに加わると、献立に変化が出て食事のバリエーションが豊かになりますし、大人と同じ見た目の食事は赤ちゃんも喜んでくれるかもしれません。
簡単にポイントを振り返ってみましょう。
・チャーハンは離乳食後期から取り入れましょう。
・野菜や卵、納豆、しらす・鮭などがおすすめ食材です。
・基本は薄味!素材の味を活かして作りましょう。
あわせておすすめの簡単レシピをご紹介しました。
離乳食の進み具合など悩みは尽きないかと思いますが、まずは、赤ちゃんが楽しんで食べてくれることを第一に、気楽に取り入れてみてくださいね。