子どもの褒めるコツ!元小学校教師が教えます!

育児
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こんにちは。
お子さん、褒めていますか?
ただ、「すごい!」と褒めていませんか?
一言に「褒める」と言っても方法はさまざまです。
でも「褒める コツ」など検索している時点でなにかしら
思っていらっしゃるお母さんお父さんなら
簡単に変えることが出来ます。

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なぜ褒めるのか


まず、なぜ褒めるのかです。
子どもに伸びてほしいからですよね。
あとは、純粋に「すごい」と思ったから。
今回は伸びる褒め方を紹介したいと思います。

具体的にほめる

ただ、【すごいね】が伸びない理由は
なにがすごいか子どもが気が付かないからです。
子どもがなにをしたからすごいのかはっきりと声掛けをしましょう
例えば「寝る前に全部片づけてすごいね」「残さず食べたの?すごい!」
などです。

子どもはなにがすごいのか、案外わかっていません。
具体的なことばにすることで自分がやった行動のどの部分が
褒められているのかわかります。
褒められている部分がわかるとそこを子どもはがんばります。
ここは親の価値観でかなりかわってきます。
「最後まで」が大事なのか「5分で」なのか「一人で」なのか
「1番に」なのか「きれいに」なのか。
どこを大切にするか、大人の価値観は合わせた方がいいですね。

結果ではなく過程を褒める

どうしても「100点取ってすごいね」と言いがちですよね。
それも大切なことです。だってすごいですもん。

でも100点を取ったこと以上に褒めてほしいのが
それまでがんばったこと。
「毎日勉強がんばってたもんね、がんばったね」や
「ワーク最後までがんばったもんね。すごい」
などです。
ここを褒めるためには、日々子どもと向き合う必要があります。
毎日勉強していることやワークをやり切ったという事実を知ってる
必要があるからです。

それから100点を取るって簡単なことではないですよね。
毎日がんばって勉強したからといって
毎回100点をとれるわけじゃありません。
逆に、そんなに勉強していなくても100点とれる時もあります。
「がんばった事実」をほめてほしいと思います。

いつも褒めない

簡単なことで褒めない。年齢にもよりますが、できるようになったことを
いつまでも褒めないでください。
でないと、褒められないとできない子になってしまいます。
普段からがんばっていても、いざというときに褒めましょう。
いつまでも同じことで褒めてほしがるようだったら
すこしレベルアップさせて挑戦させましょう。
「一人で片付けられるようになったから、次はきれいにいれてみよう。」など

本人が行ったことを繰り返す

子どもが「今日学校で給食全部食べたよ!!」と帰ってきたら
「え!!給食全部食べたの??すごいね」といった具合です。
子どもが自分でがんばったと思ったことは褒めてあげましょう。
最近の子どもは、がんばったけど…と言えない子が多いです。
それは自分がやったことは大したことではないと思っているからです。
もし、子どもが自分から言ってきたことは素直に認めてあげましょう。

しかし、なんでもいいわけzはありません。
上の4つに共通して言える注意点を次に書きたいと思います。

もしかして言ってませんか?NGワード

NGワードもあります。でも言いがちです。
使っていたからと言って、落ち込むことはありません。
どうしてだめなのか、理解すればおのずと口からでなくなると思います。

人と比べる

「○○君に勝ったの?すごいね!」「○○ちゃんよりかっこよかったよ!」
などです。
いつも自分よりできる子であっても人と比べる必要はありません。
次もその子より上じゃなくちゃ、という気持ちになり
友だちとも間にいらない競争心や劣等感を持つ可能性があります。

ただし、過去の自分を比べるのはいいことです。
「この前はできなかったのに、」などいうと
過去の自分も見てくれていたという安心感も与えられますし
できるようになってしまうとできなかったころを忘れがちなので
そこを気付かせることもできます。

なんでも褒める

いつでもなんでも褒めると信頼性が無くなります。大人もいつもいつも
「今日の料理おいしいね」と言われていたら
「ほんとかな」と思いませんか?
「いただきます」の次にいう決まり文句に聞こえてきます。
ですから、いざというときが大事なんです。

○○だからすごい

1位だからすごい!!といってしまうと
2位じゃだめなんだ、という感情を植え付けます。
1位という結果より過程を大事にしてほしいと思います。
具体的に褒めると似ているところもありますが
あまり数字を出さない方がいいと思います。
上にも書きましたが、「1番になること」が
最重要だとお考えであれば、私は止めません。
こどもに1位のプレッシャーを与えて、いい結果を得られる
可能性は低いと思います。

気分で変わる

こちらも人間ですから、いつも同じようには難しいですね。
でも、できるだけいつも同じように褒めてあげてほしいです。
褒める基準を決めておき、褒めておくことで
子どもも安心します。親の顔色をうかがわずに行動できるようになります。

以上です!

思うことは人それぞれだとですが、いち教師の意見だと
思って読んでいただけたら幸いです(*^^*)

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