ニラが腐っているかどうかは、劣化や傷みなどの外見から判断がしやすいです。
葉の一部が変色している、葉がぬるぬると溶けたような感じになっているなど、ニラが腐っている場合は特有の症状が現れるのが普通です。
今回は、ニラが腐ったときの見分け方を解説していきます。
また、ニラを長持ちさせる秘訣も併せて紹介しますので是非役立ててください。
ニラが腐るとどうなる?上手に見分けるポイントは?
野菜には、賞味期限や消費期限が一切記載されていません。
ニラも野菜なので、賞味期限などの記載はありません。
ニラが腐ると、見た目や臭いに大きく現れるので分かりやすいです。
腐ったニラを上手に見分けるポイントを解説していきます。
まず、完全に腐っていて食べられない状態のニラについてです。
完全に腐ったニラは、葉の部分がべっとりとゼリー状に溶けています。
茎が柔らかくなっていて、ニラ全体がぬるぬると溶けたような状態です。
腐ったニラを食べるとお腹を壊しますので捨てるようにしましょう。
ニラの一部が腐っている場合は、取り除いて加熱すれば食べられます。
ニラ本来の栄養素や美味しさは低下しますが、捨てないで済みます。
調理方法を工夫すれば、少し状態が悪いニラでも美味しく食べられます。
ここで大事なのが、ニラの傷みや劣化を上手に見極めることです。
「異臭」「ぬめり」「変色」「溶けている」、どれかが当てはまる場合は完全に腐っている状態なので、迷わずに捨てるようにしましょう。
葉の部分にぬめりが無く、一部が変色している場合は大丈夫です。
腐りかけてきている証拠ですので、取り除いて早めに食べましょう。
葉の部分がやわらかくてハリがない場合は、時間が経っているものです。
葉が折れてしまうと、ビタミンCの栄養素も失われてしまうので、早めに食べるか避けるようにした方がいいです。
ニラは一見して腐っていないように見えても、根元の葉が重なる部分がどろどろと溶けていることがよくあります。
ですので、大丈夫だと思っても根元の部分は必ず確認した方がいいです。
腐ったニラは臭いが強烈!食べられるの?賞味期限はどれくらい?
新鮮なニラでも臭いがきついのですが、腐ったニラはものすごい悪臭がします。
ニラ本来の臭いなのか、劣化の臭いなのかを見極めるのは少し難しいですが、明らかに悪臭がする場合は食べないようにしてください。
ニラは保存方法にもよりますが、賞味期限は大体3～4日くらいが目安です。
ニラは乾燥しやすい野菜ですので、根元を水で湿らせておくことがベストです。
キッチンペーパーに水を含ませて、ニラの根元を覆っておくなどの工夫が大事です。
ニラを食べやすい大きさに切り、水を入れたタッパーで保存するのもおすすめです。
この方法だと冷蔵庫で10日くらいは持たせることができます。
また、冷蔵庫の中に野菜室がある場合は、そちらで保存するのがよいでしょう。
ニラは冷凍庫でも保存することができます。
この場合は1カ月くらい保存できます。
ニラを冷凍庫で保存する時は、使う用途に合わせて小分けに切って保存します。
冷凍庫から出して使う時に、凍ったままのニラを使うことで、ニラがべっとりとせず、調理がしやすくなります。
まとめ
ニラが腐ると強烈な悪臭がして、ニラの葉の部分や全体がぬるぬるとします。
一見、大丈夫なように見えても、根元の部分が劣化していることがよくあります。
一部分の状態だけで判断しないで、ニラ全体をよく見るように心がけてみてください。
ニラは野菜なので、賞味期限や消費期限の明確な決まりが定められていません。
ニラの賞味期限は目安として3～4日くらいなので、保存する時の目安にしてください。
また、少しでもニラを長持ちさせるためには、緑が鮮やかで葉の部分にハリのある新鮮なニラを選ぶようにしたいですね。
