年間で落雷事故の件数はどれくらい?何か対策とかはないの?

生活
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これからの季節ゲリラ豪雨等の自然災害が心配ですよね。

中でも落雷は人の命を一瞬で奪ってしまうので本当に恐ろしいです。
落雷事故の発生は、海外だけではなく日本でも起こります。
日本ではこれまでに落雷事故で約13人の方が被害にあわれています。

二度と同じ悲劇が起きないようにするために、
今回は事前に落雷事故を防ぐための賢い対策を紹介します。

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落雷の情報は過去のデータが役に立つ!?どんな風に役立てればいい?

まず、日本で起きた落雷事故のデータを紹介します。

1994年から2003年の間で平均して年間約20件起きています。
その内13.8人の方が命を落としています。
ここで注目すべきことは死亡率の高さです。
落雷の被害に会うと、その死亡率が約70%ということです。

そのため被害に会ってからでは遅いということです。
では、日本で過去に起きた落雷のデータを役立てる方法はないのでしょうか?

実際の災害データを参照してみると、いくつかの共通点がありました。
木の下で雨宿りをしていた時や、漁船で作業をしていた時、
野球の試合中などです。

中でも、木の下で雨宿りをしていた時に被害に会われた方の数が多く目立ちます。

雨が降ってきたので雨宿りをするために、
木の下に隠れようとする人は結構多いのではないかと思います。

しかし、万が一その木に雷が落ちた場合、人間の方に移る場合があるのです。

この現象を「側撃雷」といいます。日本ではこの側撃雷が原因で、
命を落とされた方が多いのです。

つまり、雨が降ってきたからといって木の下には隠れたりせず、
別の場所で雨宿りをするなりしましょう。

当然ですが、雷が鳴っている時は絶対に木の下に隠れるのはやめましょう。

側撃雷だけでなく、木そのものが倒れてしまい、
その木の下敷きにされてしまう恐れもあります。

このように、過去の落雷事故の発生場所を知っておけば、
雷が鳴っている時にはその場所に行かないようにすればいいのです。

ちなみに、木は電気を通しにくいため、雷が落ちた時に内部で爆発が起きます。

木の下にいたらその木の破片が大量に飛んでくるのでとても危険です。

くれぐれも、木の下に避難しようとはしないでください。

落雷対策としてどんなことが出来るの?身近な方法とかないの?

雷雲は高速で移動するという特性があります。

そのため、いつ、どこで、落雷が起きるのかを確実に予測するのは困難です。

対策としては、少しでも雷の音や光に気が付いたら、
木の下や野球場などのグラウンドなどには近づかないことです。

特に、野球場で試合や練習をしている時に雷に気づいたら、
すぐに練習を中止して、安全な建物の中に避難しましょう。とにかく大事なことは、雷がまだ遠いうちに避難することです。
もし、既に雷が激しく鳴っていて避難するのが困難な場合は、
その場で寝そべるなどして姿勢をとにかく低くして下さい。

建物の中が必ずしも安全とは限りません。

洗濯や洗い物をしている場合は、すぐにやめましょう。

雷の電気は水道管を通ってくることもあるからです。

部屋のサークラインなどといった電気の真下からも離れるようにしてください。

雷の音はとても大きくて激しい音がするので、
人によってはものすごい恐怖を感じると思います。

そんな時に役立つのが「雷しゃがみ」です。
アメリカなど落雷が多い地域で避難する時に推奨されている姿勢です。

やり方はとても簡単です。まず姿勢を低くして頭を下にかがめます。

次に両手で耳をふさぎます。足の両方のかかと同士を合わせて、つま先で立ちます。

ここで重要なのが、両かかとを合わせることと、つま先で立つことです。

地面から雷が流れてきても、地面との接点が小さくなるので、
雷が全身に侵入するのを最小限防げるのです。

両耳をふさぐ意味としては、雷の音による恐怖感を緩和して、
パニックになってしまうのを防ぐためです。

他にも、家の中で出来るちょっとした落雷対策を紹介します。
避雷器を内蔵した電源タップの利用です。

避雷器とは文字通り雷を避けるためのもので、
この避雷器が内蔵されている電源タップが安価で売られています。

家電量販店などで売られているので、一度試してみると良いでしょう。

落雷事故の件数と対策まとめ

今までに日本でも落雷事故が発生しており、決して珍しいことではありません。
だからこそ事前の対策や心構えがとても重要になってきます。

過去のデータを参考にして、落雷対策を練ることも大事ですが、
いざ雷に遭遇した時にでも、正しい知識と方法を活用して、
安全に避難できるようにしましょう。

そのためには普段からの心構えも大事です。
自分の身は自分でしっかりと守れるように心がけましょう。

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