電車での落し物、忘れ物ってかなりの方が経験しているのではないでしょうか?
かくゆう私も先日スマホを落としてしまって、散々な目にあった一人なんです(涙)
私の場合、電車とバスを乗り継いでおりまして、帰宅時にスマホが無いのに気づきました。
もう頭がパニックになってしまい、どうしたらいいのか分からず、
まずは携帯会社に電話をしてストップをかけて貰いました。
次に地下鉄の駅に電話をかけたら、落し物センターにかけ直してと言われたので
かけたら、まだ何も届いていないと言われ、一応登録だけしてもらいました。
次はバス会社に電話をしたのですが、路線によって営業所が違う為、
調べるのに時間がかかると言われ、この時点で絶望的な気持ちになりました。
最後にダメ元で近くの交番にも届けを出しましたが、結局スマホは
今も手元に戻ってきていません…(泣)
まあ、元々は自分の不注意が招いた事ですので、誰かに文句を言う事もできないのですが…。
皆さんも、注意していると思いますが、それでも忘れたり落としちゃったりって事
あると思うんです。
そんな時にはと思い、ちょっとしたお役立ち情報をお知らせしたいと思います。
電車で忘れ物をしちゃった!保管期間はどのくらい?
少し調べてみましたが、各鉄道会社によって色々のようです。
詳しくは以下を参考にしてみて下さい。
一定期間保管というところがいくつかありますが、一定期間とは大体2週間以内です。
これには理由があって、落し物の保管場所を確保出来る施設は、
政令で「特別施設占有者として」落し物を保管することができます。
その場合、この占有者は落し物を速やかに持ち主に返すか、
2週間以内に警察署に書類を提出しなければなりません。
書類さえ提出すれば、落し物はその施設で保管する事ができるのですが、
実物を警察署に提出すれば、書類は書かなくてもいいので、
書類作成の手間をはぶくため、大体の施設は2週間以内に落し物の実物を
警察署に提出しているようです。
各鉄道会社の保管期間がバラバラなのは、そうした理由が存在しているからなのです。
JR
拾得してから7日以内に警察へ引き渡す。
持ち主が特定出来ない「傘、タオル、ハンカチ、衣類」は忘れ物センター等で
2週間保管する。
東京メトロ
拾得してから3~4日保管→警視庁遺失物センターへ
東武鉄道
集約駅で一定期間保管→警察へ
西武鉄道
駅で3日間保管→警察へ
京成電鉄
原則3日間保管→警察へ
東京急行
木曜日と月曜日に集約駅に集める→警察へ
京浜急行電鉄
取り扱い駅で2~4日保管→京急お忘れ物センターに集約。
傘は1ヶ月、他は3ヶ月保管。
現金、貴重品、個人情報の含まれる物は警察へ提出する。
小田急電鉄
集約駅で一定期間保管→警察へ
相模原電鉄
届けられた日~水曜日まで忘れ物センターで保管→警察へ
電車での落し物は見つけたいなら早めの行動を!
落し物をするとやはり誰でも一瞬慌ててしまいますが、
そんな時こそまずは落ち着くことが大切です。
そして、近くの駅員さんにすぐ相談!
乗った電車の時間や行き先、どの辺の車両に乗ったか(車両番号などを覚えていると尚良い)、進行方向の右側か左側か、立っていたか座っていたかなど、
知りうる限り具体的な情報を伝えるようにしましょう。
今は、データベース化されていますので、後からどこの駅に
聞きに行っても分かるようにはなっています。
ただ、ひとつ注意しなければならないのは、落し物には遺失物法という法律によって、
保管者に認められている条文があります。
それは、保管中に落し物の価値が下がりそうな時や、
保管に過大な費用や手間がかかる時は売却しても良いこと、
持ち主が2週間以内に判明しない時も売却して良い。
ただし、落し物が物から現金に変わるだけで、3ヶ月間は持ち主に返すために
保管しなければならないが、3ヶ月経過した場合は、拾い主のものとなる等という内容です。
処分されてしまっては、もう永久に取り戻す事はできません。
落し物に気付いたら、すぐに行動することが大切です。
時間が経ってしまう程、戻ってくる可能性は残念ながら低くなるだけです。
まとめ
万が一落し物をしてしまったら、早めに行動する事が戻ってくる可能性を
高める鍵になります。
電車に乗る時は、時間や何号車に乗ったか等日頃から意識して
チェックしてみるのもいい事だと思います。
落し物をしてしまうと、自分自身が嫌な気分になるだけでなく、
色々な方々を巻き込む事にもなってしまいますから、お互いに充分気をつけましょう。