汗を吸い込んだ布団は内部に湿気を多く含んでいるので、そのままにして放っておくと嫌な臭いがしたり、ダニが発生してしまうことも...。
できれば布団を天日干しにして、スッキリさっぱりした布団で寝たいですよね。
みなさんは、いったいどのくらいの時間天日干ししたら良いのか、知っていますか?
また、なかなか布団を干せない梅雨の時期はどうやって布団をサッパリさせたら良いのか?
このような梅雨時期の布団の対処法をご紹介していきますね!
梅雨の時期、布団のじめじめを解消するにはどうしたらいいの?
じめじめする梅雨の時期は、とくに布団の湿気対策をしたいですよね。
布団を天日干しすること!これが布団にたまった湿気を充分に乾燥させられ、1番オススメです。
しかし、ただ天気がいいからといっていつ干してもいいと言うわけではありません。
布団を天日干しする上で最も効果的なのは、晴れていて、湿気がなく乾燥している日の朝10時から昼の14時の間の2時間くらい天日干しすることです。
この時間帯が布団を干すのに、1日の中でも湿度が低く、最適な日差しがある時間帯だからなのです。
それより遅い15時以降や、雨の日の翌日などは空気中に湿気が多いので、天日干しすることはオススメできないので、控えた方がいいでしょう。
天日干しをしたくても、梅雨の時期は雨の日が続いてなかなかカラッと晴れない...。
そんなときは、布団乾燥機を使うこともオススメです。
布団乾燥機なら室内で乾かせるので、雨の日や夜でも関係なく使うことができます。
布団乾燥機などを使うときは、部屋の換気をしたりエアコンの除湿機能を使うなどして、室内にも湿気が残らないように注意して使ってください。
どうしても家の都合状、天日干しできないときは...。
風通しを良くして室内干ししましょう!
できれば窓を開け風通しを良くするのが良いです!
また、日中家にいなかったり防犯上、窓を開けっぱなしにできないときもあると思います。
そんなときは、扇風機やサーキュレーターなどで風を出すことで空気を循環させます。
1~2時間送風にして干すだけで効果があります!
なんといっても、布団の敷きっぱなしは要注意です!
私たちの布団は睡眠中に出た汗を吸収しているので、敷き布団を敷いたままにしておくとカビが生えてしまいます。
カビは1度生えてしまうと、たとえ洗濯をしたとしても、高温多湿になるとまた生えてきてしまうのです。
決してそうならないように、敷きっぱなしにだけは絶対にしないで、定期的に干すことを心がけてください。
梅雨の時期は、どうやって布団のダニ対策をしたらいいの?!
梅雨でじめじめしてくると、湿気もそうですが、布団のダニも気になりますよね。
ダニは50 度以上の熱でないと死滅しないので、たとえ布団を天日干しにしたとしても、天日干しだけでは温度が低いので死滅しないのです。
そこで効果的なのが、黒い色の布やビニール袋を布団にかけて天日干しすることです。
黒い色にすることで、より日差しの熱を吸収して熱くすることができます。
そして取り込んだ後は、布団の表面に掃除機をかけます。
そうすることで、布団の表面に出てきたダニの死骸やフン、ホコリなどを掃除機で吸って取り除くことができます。
また、ダニ対策の機能がついている乾燥機を使うのもオススメです。
これは、必然的に50度以上の熱い熱風を送り込むことができるので、ダニ対策には効果的です。
しかし、ふとんの素材よっては傷む原因になる物もあるので注意して使ってください。
もう1つのオススメなのがコインランドリーの大型乾燥機です!
これだとしっかりと密閉された状態で、高温を保つため布団の内部まで、しっかり熱が入り込んでくれるので最も効果的にダニ処理ができます。
もちろん、この後も布団の表面に掃除機をかけてダニの死骸やフンやホコリを吸い取ってくださいね!
最も重要なことは、乾燥後の掃除機です!
熱でダニを死滅させるだけで終わりにしてしまっては、死骸やフン、ホコリは結局そのまま残った状態なので、布団の内部まで吸引するように、しっかりと掃除機で吸い取ることを忘れないでください!
布団天日干し時間_まとめ
布団の天日干しする時間や梅雨のじめじめする時期の布団の対策について、簡単に紹介してきました。
布団を干すとき、ただ長い時間干せばいい!
晴れていればとりあえず干そう!
と思っていた人も、先ほどお伝えしたように、適した時間帯や前の日に雨が降って湿度が高くなっているときは控えた方が良いということを、知っていただけたのではないでしょうか?
また、天日干しができなくても、室内干しや乾燥機を使ってのダニ対策なども効果的であることもお分かりいただけたのではないかと思います。
じめじめして、なかなか気分が晴れなくても、スッキリした布団で寝たいですよね?
みなさんもぜひ試してみてください。