子どもの頃に一度はフラフープで遊んだことがあるかと思います。
そのフラフープがダイエットにとても効果があるとして注目を浴びています。
フラフープは短時間でかなりの有酸素運動が出来るので、自宅に居ながらにして本格的なダイエットが行えます。
フラフープをすると、インナーマッスルが鍛えられるので、お腹周りをすっきりとさせることが出来ます。
また、フラフープを回している時は、腰やお腹に力を入れて踏ん張っているので、下半身に刺激を与えている状態です。
そのため、お腹周りだけではなく、腰や太ももなども同時にしっかりと痩せることが出来るのです。
今回はこれからフラフープでダイエットを始めようと考えている人や、フラフープで太ももが痩せたらいいなと思っている人に向けて、その効果やトレーニング方法などを詳しく解説します。
正しいトレーニング方法を身に着けることで、フラフープダイエットがより一層効果的になりますので、最後まで読んでみて下さい。
フラフープはダイエット効果が抜群!?腰痛にも効果的って本当!?
そもそもフラフープはアメリカでエクササイズの道具として生まれたものです。つまり、私たちが子どもの頃に遊んでいたフラフープは、本来おもちゃではなくてエクササイズの道具だったのです。
フラフープを回している時はウエストを使っているので、筋肉を使ったウエストなどの部位が痩せていくものだとよく勘違いされがちですが、実は全身のダイエット効果の方が大きいのです。
つまり、フラフープでは部分痩せには効果が薄いものの、カロリーを消費する量が極めて大きいので、全身のダイエット効果が期待されます。
もちろん、フラフープをすることでウエストや腰のくびれ部分のシェイプアップにも繋がります。また、フラフープは腰痛対策としても優れています。
腰痛の人がよく勘違いをしていることとして、「腰を大事に庇ってしまっている」ことが挙げられます。もちろん、腰の調子が悪くて痛い時などには、無理に動かすのは禁物ですし休むことがとても大事です。
しかし、腰の調子が良い時には、なるべく腰の筋肉をしっかりと使ってあげることも大事なのです。よくテレビや雑誌などで、腰痛体操と呼ばれる効果的な体操が取り上げられています。
その腰痛体操と同じことがフラフープでも出来るのです。
フラフープでは腹横筋や腹斜筋が鍛えられるので、痛みのある腰をカバーしてくれる役目もあるのです。
また、フラフープは過度な運動ではありませんし、それこそ適度な運動量と筋肉を鍛える力があるので、腰痛対策としてはおすすめな運動方法なのです。
実際の話なのですが、私の母は腰痛を患っていて、以前までは腰を大事に庇ってばかりいたのですが、腰痛体操を始めて腰の筋肉を鍛えるようになってからは腰痛で具合が悪くなる頻度もかなり減りました。
今度、母に「フラフープにも腰痛に効果があるって聞いたよ」と薦めてみようかなとも思っています。
フラフープは忙しい人でも自宅で簡単に行えます。短時間でもダイエット効果が期待できるのがうれしいですね。
また、腰痛対策としても優れているので、様々な年齢層の人たちが実践できる運動と言えます。
フラフープはどれくらいやると効果的?短時間でも効果があるって本当!?
フラフープは短時間でも十分なカロリーを消費出来るので、一日に10分間やるだけでもダイエット効果が期待できます。
しかし、やり過ぎると腰を痛める心配もありますので、まずは一日に10分を目安にすると良いでしょう。
フラフープは左右交互に回してあげることで、より一層効果的なものになります。例えば、左右それぞれ4分間回して、その間に一度休憩を挟んで行うのも良いでしょう。
慣れてきたら一日2セット行うなどと色々工夫をしてみましょう。
最初の内は上手く回せないかもしれませんが、コツさえ覚えれば簡単に回せるようになります。
無理をしないように気を付けながら、毎日楽しくフラフープを回してみましょう。
最後になりますが、「じゃあフラフープってどんなのを選べばいいの?」と思っている人に向けて、簡単な選び方のアドバイスをします。
一番は自分の体型に合わせることなのですが、大体の人なら直径90～95cmくらいの大きさのものを選ぶと良いでしょう。身長が低い人は85～90cmくらいの大きさを選ぶと良いでしょう。
また、フラフープには色々な重量のものが売られているのですが、大体500gくらいのフラフープを目安に選べば良いでしょう。
1kg以上の重いものだと腰に負担がかかるので注意が必要です。
重いものを選ぶ場合でも、せいぜい1kg以下にしておきましょう。
フラフープダイエット_まとめ
フラフープは雨の日でも天気を気にせずに自宅で行える画期的なダイエット方法です。カロリー消費量が他の運動と比べて多いだけではなく、短時間でカロリー消費できる点が優れています。
腰痛対策としても行えるので、フラフープをまだ持っていない人は一度お店で見てみると良いでしょう。
その際には、最後の方で少しだけ紹介したフラフープの選び方を参考にしてみて下さい。
