ファンヒーターのタンクに残った灯油そのままにしていいの?

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寒さを感じなくなれば、ファンヒーターの出番もなくなります。

「そろそろファンヒーターも片付けなくちゃ」と思っているけど、タンクの中に灯油が残っていて、片付けられないという人もいますよね。

とくにこの頃の気候は、気温の変化が激しいのであっという間に季節が変わります。

急に暖かくなって、ファンヒーターを使う頻度がガクンと落ちて、灯油が残ってしまうこともあると思います。

そんな時はどう対処したら良いのか、灯油の処分方法についてまとめています。

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ファンヒータータンクの灯油残りの処理方法

まずはファンヒーターのタンクに残った灯油の処分の仕方です。
そのままにしておくと、灯油も劣化しますし、油漏れが起こらないとも限りません。

これは、使い切ってしまうのがベストです。
ほぼ満タンに残っていると、使い切るのは大変でしょうが、半分くらいなら、何とか使い切りましょう。

窓を開けた状態で燃焼させるなど、何回に分ければ使い切れるはずです。

タンクの中が空になり、給油ランプが点灯したら完了です。

どうしても使い切るのが無理なら、ポリタンクに戻すしかありません。

ファンヒーター本体に残った灯油の処理方法は?


タンクの中が空になっても、ファンヒーター本体に灯油が残っていると、故障の原因になるかも知れません。

また、翌年までに劣化して不完全燃焼でも起こすと危険なので、本体に残っている灯油はきれいに抜き取ります。

抜き取る方法は、スポイトを使って吸い上げます。
スポイトは、ファンヒーターを購入した時に箱の中に入っている場合もありますが、なければ100円ショップにあるものでも構いません。

残りの灯油を抜き時の手順です。

1、 灯油のタンクを外す。
2、 フィルターを外す。
3、 スポイトで吸い上げる。

以上の順番で行います。
もしもフィルターを持ち上げた時にゴミが溜まっていると、灯油がフィルターを通りません。
それが原因で灯油がフィルターに残る場合は、フィルターもキレイに掃除しましょう。

実際にファンヒーターの本体に残る灯油の抜き方は、水抜きのやり方と同じです。

参考動画https://youtu.be/YPR09s5TbH0

大量に灯油が残ってしまった場合は?

ファンヒーターのタンクの中に少し残ったくらいの灯油であれば、空だきすれば何とかなりますが、ポリタンクに大量に残った場合は、使い切るのは難しいですよね。

その場合は、灯油を購入したお店に問い合わせて、引き取ってもらえるかどうか確かめてみてください。

本来は、販売店で引き取ってもらうのが一番良いのですが、まれに断わられるケースもあります。

購入する時に、引き取り可能かどうか確認する人なんていませんから、断られた場合は他の方法を探さなければいけません。

不要なゴミとして行政に回収してもらおうとしても、灯油は回収してくれません。

家電や粗大ごみの回収を行う業者の中には、引き取ってくれるケースもあるので、ガソリンスタンドなどで断られた場合は、そういう業者もあたってみてください。

ファンヒーターの掃除方法はどうするの?

 

石油ファンヒーターは、冬の間は毎日使うものなので、日常の掃除はこまめにできると思います。

背部にあるフィルターを外してホコリをキレイに取る掃除が基本ですね。
フィルターの中のファンがひどく汚れている場合は、季節が変わった時に掃除してから片付けましょう。

そして、頻繁にする必要はないのですが、灯油を通す油フィルターが汚れていないかどうかチェックするのもファンヒーターに必要なメンテナンスです。

フィルターの掃除方法は、お使いのメーカーのHPで確認できると思います。
取扱説明書にも書かれていると思うので、チェックしてみてくださいね。

参考動画https://youtu.be/9PEypIr07UQ

ファンヒーター灯油処理方法_まとめ

ファンヒーターは季節ごとにきちんとメンテナンスをして保管すれば、簡単に壊れるものではありません。

メンテナンス方法は、どのメーカーでも大差ないと思いますが、念のため取扱説明書をチェックするのをお忘れなく。

灯油の残りをそのままにして翌シーズンに使うのは、危ないのでやめましょうね。

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