結婚式にお呼ばれされたら、お祝いの席にふさわしい素敵な服装を選びたいですね。
大人の女性に合った、結婚式の服装マナーをご紹介します。
結婚式の服装で気を付けること
まずは大前提として…
『結婚式の雰囲気に合わせることが大切です。』
『新郎新婦よりも目立つ服装は避けましょう。』
『新婦のドレスと同じ色の白は避けます。』(アイボリーなどうすい色も注意が必要です。)
次に、その他にもあります、結婚式に出席する際に気を付けなくてはいけないNGな服装をまとめます。
結婚式、女性ゲストのNG服装
・肩や脚、胸など肌の露出の多いドレス×、身体のラインが出るドレス×
・普段着のようなカジュアルな服装×
・2色に分かれているバイカラードレス×(結婚式では「わかれ」につながるため縁起がよくない)
・皮革製品バッグ×、ファー×、極度に光沢のある素材×
・指先・かかとが出る靴×、ブーツ×
・素足×、黒のストッキング・タイツ×、あみタイツ×
・目立つ腕時計×(時間を気にかけているように見られてしまう)
・何もしてないヘアスタイル×
・カジュアル過ぎるカチューシャ×、花嫁とかぶってしまうかもしれないティアラ×、同じく花がモチーフの髪飾りも×
結婚式にNGな服装は、案外多いですね。マナーに気を付けて、華やかにおしゃれを楽しみましょう。
結婚式、コーディネートのコツ
・コーディネートで使用するカラーは3色をヒントに考えると、全体のバランスが良くなります。ドレス、ボレロ、バッグ、靴、アクセサリーの中で配色バランスを考えましょう。
・ワンピースに肩が隠れるボレロを合わせたり、袖付きのドレスで気になる二の腕を隠す…など考えて選ぶと品良くまとまります。
・派手すぎない、上品なアクセサリーを選びましょう。ホワイトパールのネックレスなら間違いがありません。
(さらに2連、3連のパールネックレスは「慶び事が重なる」という意味で結婚式に向いています。)
結婚式の服装の基本マナー!親族のみの結婚式におすすめの服はこれ
まず、結婚式での新郎新婦の母親の服装は、五つ紋を付けた『黒留袖』が正礼装です。
親族であれば、新郎新婦の母親よりも目立つ服装は失礼にあたります。
ポイントは『フォーマルで控えめ』
和装の場合
華やかであり落ち着いた装いの「色留袖」がふさわしいでしょう。未婚・既婚問わず着用ができます。
・白、赤、オレンジ色など華やかな色は避けて選びます。(花嫁と色が被らないように)
・三つ紋や一つ紋の色留袖を着用される方が多いです。(新郎新婦の母親よりも着物の格を下げることが大事)
親族同士で事前に確認して選ぶと良いですね。
・色留袖は、礼装用の袋帯を二重太鼓結びで締めます。(「慶び事が重なる」という意味から)
・帯揚げや帯締めは白か、白地に金銀が入っているものが良いでしょう。
・草履やバッグは色留袖の雰囲気に合ったものをセットでそろえます。
・髪型は夜会巻き、髪が短い方もトップにボリュームを出します。 かんざしなどの美しい髪飾りを付けましょう。
・着物には、普段よりも濃いめのしっかりメイクが合います。
・ネイルは控えめが良いでしょう。
洋装の場合
当日は新郎新婦やご両親を手伝うことができるように、「動きやすい洋装」を選ぶのも良いでしょう。
・基本は落ち着いたカラー(ネイビー・緑系など)、さらに無地を選び、エレガントな服装を選びましょう。
・透け感のあるレースや、フェミニンなシフォン、光沢など素材やシルエットなどで華やかさを演出します。
・年配の方が多い結婚式では、スカートスタイルが良いでしょう。
・パールのネックレスなどのアクセサリーやコサージュをつけたり、上半身にポイントをつけるのがおすすめです。
・親族で集合写真を撮影することもあるので、濃くなりすぎない程度にしっかりメイクをします。
・ネイルは控えめが良いでしょう。
・ヘアスタイルは、清潔感がアップスタイルにして、バレッタやピンなどを付けましょう。
結婚式の服装マナー!40代女性向け_まとめ
結婚式の主役は『新郎新婦』です。
ゲストは、少し控えめを意識した服装を選ぶのが正解です。
結婚式の服装のマナーを守りながら、友人、または親族として、自分も美しく着飾って「晴れの日」を祝福しましょう。
もちろん着飾った後は、仕草までもが美しくなるように気を配りましょう。
主役のおふたりにも、きっと喜ばれますよ。