秋分の日とはなにかを子どもに聞かれても、これを読んだら大丈夫!簡単お役立ち解説!

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もうすぐ立秋。

暑い夏から少しずつ解放されて、
何となく空気感が変わったかも?

と感じられる季節が来ようとしています。

そんな季節の秋9月に秋分の日という祝日がありますよね?
もしお子さんに、秋分の日ってなぁに?と突然質問された時に、
すぐには答えられない方も多いのではないでしょうか?

今日はそんな疑問が解消されるように、分かりやすく解説したいと思います。

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秋分の日ってどうやって決めたの?

春・夏・秋・冬。

日本には四季というものがあります。

そもそもどうして四季があるのでしょう。
それは、地球が23度程傾いて太陽の周りを回っているからなんです。

その為、太陽が長く当たる時期に夏、反対に太陽が短い時間しか当たらない時期に
冬という季節が生まれます。

春と秋という季節は、それぞれその真ん中くらいの時期という事になりますね。

そこで秋分なのですが、これは季節が夏から秋へ変わる頃ですが
(春分は春から夏に変わる頃)、この時太陽は、真東から昇り真西に沈みます。
その時期が毎年9月22日~23日頃となっているんです。
(ちなみに春分は毎年3月20日~21日頃となっています)
この頃は、昼と夜の長さがほぼ同じになると言われていますが、
実際には昼の方が少し長いんです。

もともとは秋季皇霊祭という、天皇が歴代天皇や皇后の霊を祭る儀式の日でしたが
1947年に廃止されました。

その後『国民の祝日に関する法律』によって、1948年に9月23日を
秋分の日にする事が決まり、以降一般的な今のお墓参りの習慣へとなっていきました。

秋分の日 彼岸って何をするの?

お彼岸というのは、秋分(または春分)を中日として、
その前後3日間を合わせた7日間をいいます。

そもそも彼岸とは、仏教の浄土思想(阿弥陀如来が治める西方浄土)が
由来となっていて、秋分と春分は、太陽が真東から昇り真西に沈むので、
西方に沈む太陽を礼拝し、極楽浄土に思いをはせるというところから来ていましたが、
その思想が先祖供養の行事へと変わっていきました。

秋分の日として国民の祭日に制定された趣旨も、
「先祖をうやまい、亡くなった人々をしのぶ」とされています。
そういうところから、お彼岸には、花や線香、故人の好物などを供え、
亡くなった方々の冥福と、生きている者への見守りを願いつつ、
静かに墓前に手を合わせるという慣習が広がっていきました。

お彼岸に食べる物って?

お彼岸料理やお盆料理は、その地方や風習によっても様々かと思いますが、
一般的にお供えするのはおはぎです。

ちなみに、おはぎは春と秋では呼び名が変わるのをご存知でしたか?
春は、春に咲く牡丹の花(ところによっては“ぼた雪”)にちなんで『ぼたもち』と呼び、
秋は、秋に咲く萩の花にちなんで『おはぎ』と呼ぶんです。

原料の小豆は、秋が収穫時期の為、ふっくらと煮えやすくなっている事から
粒あんで作り、春まで持ち越した小豆は、皮が固くなっている事から
こしあんで作るのが一般的になっていますが、そこはお好みでもいいと思いますよ。

最近は市営墓地や共同墓地も増え、鳥獣被害等の観点から、
お供え物をそのままにして帰っては行けない等、規則が厳しい墓地もあるようですので、
お供えしたおはぎはそのままにせず、出来ればお参りの後食べて帰るのが
亡くなった方にとってのいいご供養になるそうです。

まとめ

子供にとっては難しく理解しにくい事柄も書きましたが、簡単な伝え方としては、
秋分の日っていうのは、昼と夜の長さが同じになる日なんだよ。

お彼岸には、おじいちゃんやおばあちゃんが大好きだったものを持って、
〇〇ちゃんが元気に大きくなるように見守っていてねってお参りしてこようね。

という感じで、優しく伝えてあげるのがいいのではないでしょうか。

今は分からなくても、家族揃って毎年お墓参りをする習慣が身につけば、
先祖を大切に思う気持ちや自分を大切にする気持ち、命の大切さ等沢山の事が
いつかきっと理解できるとおもいます。

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