京都の大文字山送り火ってどんな意味があるの?歴史も教えて!

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お盆の時期に京都で行われる大文字山送り火は全国的にも有名なものですよね。

実はこの送り火なんですが、とても謎が多いといわれているんです。

一体なぜなんでしょうか?

そしてこの送り火なんですが、いつごろから始まったものなんでしょうか?

詳しく紹介していきます!

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京都の大文字山送り火っていつから始まったの?

京都の送り火なんですが、実ははっきりといつからどのようにして
始まったのかという事はわかっていないんです。

1.平安初期から始まったという説

浄土寺が火災にあった際、山上に飛来した本尊阿弥陀仏が光明を放っていました。
その光明をかたどったものを、空海が書き収めたことが起源となっているという
説です。

2.室町中期から始まったという説

足利義政が、自身の子供の足利義尚が無くなった後に行ったという説です。

3.江戸初期に始まったという説

1662年に刊行された書物のなかに、大文字は三藐院殿の筆画にてきり石を
たてたりといふ といった記述があるんです。
この、三藐院殿というのは寛永の三筆とも呼ばれていた能書家の近衛信尹の
ことでこの説が一番有力視されているんですよ。

京都の大文字山送り火の意味って?いつ行われるの?

大文字山送り火は、毎年8月16日に行われます。

この日は、お盆の最終日でもありこの世に帰ってきていたご先祖様を
あの世へ送り出すために行われている行事です。

なぜ、大とい字が使われているのかというと様々な説があるんです。

・大という字は魔よけの象徴とされている五芒星の意味があるという説が
あります。

・一年中一の変わらない北極星をかたどっているという説があります。
この北極星は神の化身とみなされているんです。

・大という漢字は、人と一という漢字に分解することができます。
このことから、一人の人型というように見立て、無病息災を願うための
目的があったという説があります。


他にも、空海が大の字に護摩をたくための炉を据える壇の護摩壇を
組んでいたから、疫病が流行った都を浄化するために護摩炊きしたなどといった
説もあります。

京都の大文字山送り火_まとめ

京都で夏の大きな行事と言えば、こちらの大文字山送り火!と言っても
いいほどに有名な行事ですが、こんなにも謎の多いものだったんですね。

これから、この大文字山送り火の歴史について明かされる日が来るかも
しれませんね。

一体いつからどのような目的で始まったのか・・・

色々な説があり、詳しく調べてみるのも面白いかもしれませんね!

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