ゴーヤは、沖縄料理のゴーヤチャンプルーに使う野菜としておなじみですね。
ゴーヤは沖縄での呼び方ですが、沖縄以外ではニガウリという呼び方もします。
ですが、もうゴーヤの方が日本全国広まってますし、ニガウリよえりしっくりしますけどね。
さて、このゴーヤは家庭菜園で育てている人も多く、わざわざ買わなくても、立派なゴーヤが大量に生り、他の人にあげるほど収穫できることもあります。
暑さ対策のためのグリーンカーテンにゴーヤを育てている家も増えています。
そこで、大量にゴーヤが手に入った時に便利だと話題の佃煮の保存方法についてご紹介します。
ゴーヤの佃煮を冷凍保存しても味に変化はない?
ゴーヤは、あの独特の苦みが特徴です。
「苦くないゴーヤなんてゴーヤじゃない!」という人もいるかも知れませんが、小さいお子さんなどは苦手ですよね。
苦みがあるからゴーヤは食べられないという人も少なくないので、ゴーヤの苦みを抜いて調理している人もいます。
ですが、ゴーヤを佃煮にすると、苦みがなくなるので、苦手な人でも食べやすくなります。
大量に作っても、冷凍保存できるので便利なんですよ。
ゴーヤの佃煮は、冷凍してもカチカチには凍りません。
シャリっとした感じに凍るので、自然解凍でもすぐに食べられます。
炊き立てのホカホカご飯に乗せれば、凍ったままでもOKですよ。
ゴーヤの佃煮は、凍らせても水っぽくなりません。
苦みもなく、食べやすい味をキープできますから、常備菜におすすめです。
ゴーヤの佃煮にちりめんじゃこを入れると美味しい?
ゴーヤの佃煮を作る時に、佃煮の定番の具をプラスすると美味しさがワンランクアップします。
佃煮の定番の具といえば、あさりやちりめんじゃこ、干しエビなどです。
むきあさりを乾燥させたものや干しエビを入れると、高級な佃煮に仕上がります。
でも、ちょっとお高いので、お手頃価格で手に入る、ちりめんじゃこがおすすめです。
ちりめんじゃこからイイ旨味が出ますし、香ばしさが増すので、おにぎりの具材やお茶漬けにもピッタリですよ。
すぐできる!ゴーヤの佃煮の簡単レシピ!
ゴーヤがたくさん手に入ったら、一度は佃煮にチャレンジしてみてください。
作り方は簡単です。
シンプルなレシピをご紹介しますので、参考にしてください。
【準備するもの】
ゴーヤ 4~5本
しょう油 100㏄
みりん 50㏄
砂糖(ザラメがなければ上白糖でも○) 大さじ2杯
顆粒だし 小さじ1杯
鰹節(パックなら4袋くらい)
塩 大さじ1杯
【作り方】
・ゴーヤは縦半分に切る
・中綿を抜き、2ミリほどの厚さに切る
・切ったゴーヤをボウルに入れて水にさらす
・ボウルに塩を加えて軽く混ぜてあく抜きする
・ザルにあげて塩分と水気を切る
・沸騰したお湯で約1分間ボイルする
・底が平らな鍋に鰹節以外の調味料を入れる
・湯切りしたゴーヤを加えてフタをする
・中火で30分ほど煮る
・水分がなくなったら鰹節を混ぜる
以上で完成です。
ちりめんじゃこなどを入れるなら、水分が少なくなってきたタイミングで入れましょう。
鰹節はたっぷりが美味しいです。
すりごまを加えても、香ばしさが増しますし、ゴマの栄養も摂れるのでお好みでどうぞ。
ゴーヤに含まれる栄養素とは?
ゴーヤは、厳しい暑さを乗り越えるための栄養食として、親しまれています。
でも、具体的にはどんな栄養が含まれているのか、あまり知られていませんよね。
調べてみると、ビタミンCの含有量がとても優秀なんですよ。
ビタミンCを豊富含む果物として有名な、キウイフルーツよりも含有量が多いのですから、健康に役立つのはホントだったんですね。
しかも、ゴーヤの苦みの正体であるモモルデシンという成分は、胃腸を保護して、食欲を増進させる作用があるんだとか。
暑さに負けて、食欲が落ちる時にゴーヤを食べるのは、夏バテ防止に役立つので、ぜひ夏はゴーヤを食卓に並べましょう。
ゴーヤの佃煮冷凍保存_まとめ
ゴーヤの佃煮は、冷凍すれば長期保存も可能なので、作り置きして常備菜にすると、大活躍してくれること間違いなしです。
厳しい夏を乗る切るために、ぜひゴーヤの佃煮を作ってみてください。