いくらを冷凍したらまずい!?おいしく冷凍する方法をご紹介!

生活
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いくらは別名赤い宝石。

キラキラした見た目が華やかで、プチプチの食感もおいしいですよね。

たくさんいただいた時や、安い時に多めに購入した時などは、小分けにして、冷凍しておくと便利です。

しかし、いざ冷凍したら食感が変わってプチプチしなかったり、まずくなってしまったりしたことはありませんか?

今回は、冷凍すると食感が変わってしまう理由とともにいくらを上手に冷凍する方法についてご紹介します!

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いくらの冷凍はタッパーでしても良い?オススメの冷凍保存法は?

いくらは新鮮なうちに早めに食べるべき食材です。

しかし、冷凍すれば3ヶ月ほど保存ができます。

いくらを冷凍するときの、大切なポイントは次のふたつです。

1空気に触れさせないこと
2急速冷凍すること

家にあるタッパーなどの密閉容器を使ってもOKですがパッキンがゆるんでいたり、割れやヒビがあったりしないかしっかりとチェックしてから使うことをオススメします。

また、冷凍保存の温度に対応したタッパーかどうかを必ず確認しましょう。

冷凍保存するときは、小分けにしておくと便利です。

1 生のいくらの場合

(1)密閉容器に、ラップを大きめに敷きます。
(2)1回分の量のいくらを乗せてラップでくるみます。
(3)さらにラップを敷き、同じようにいくらを乗せてくるみます。
(4)ふたが閉まってもいくらが潰れない程度まで、同じ作業を繰り返します。
(5)ふたをしっかり閉めて密閉します。

2 冷凍のいくらの場合

(1)冷凍いくらを冷蔵庫で2~3時間ほど置き、半解凍します。
少しほぐれるようになればOKです。
完全解凍しないほうが、持ちがよくなります。
(2)生のいくらと同じように1回分ずつラップでくるみます。
(3)密閉容器に入れ、急速冷凍します。

※なるべく空気に触れさせないことがポイントです。

解凍するときには、冷蔵庫で半日ほどゆっくり解凍します。

冷凍したものを生で食べるのが心配な場合は、火を通してください。

たとえば、うどんやパスタの具にするとおいしいですよ。

ただし、つぶれていたり、糸を引いていたりするものは、傷んでしまっている可能性が高いので処分してくださいね。

冷凍のいくらがプチプチしない理由は?

いくらは一年中買うことが可能ですが、旬は秋です。

それ以外の時期は、冷凍のいくらということになります。

冷凍のいくらを食べたら、あのプチプチした食感がなく、硬くなってしまっていた…ということはありませんか?

この硬くなってしまったいくらは「ピンポンいくら」と呼ばれます。

いくらが硬くなる理由は大きく2つあります。

1つ目の理由は、いくらそのものが固いためです。

あたりまえのことですが、いくらは鮭のたまごです。

産卵が近づくのにともなって、たまごの皮はだんだん硬くなります。

11月以降は産卵が近い時期となるため、たまごの皮は硬くなるのです。

この場合は、食べられないほど硬くなることはあまりありません。

目安としては、収穫時期が10月下旬くらいまでのものを買うようにすると、食べやすいいくらが手に入る可能性が高くなるでしょう。

2つ目の理由は、使うお湯の温度が高いもしくはたまごが水を吸ってしまうためです。

すじこの膜をはがし、たまごをほぐしたものがいくらとなります。

このほぐす作業では、お湯を使います。

このときの、適温は40度くらいなのですが、お湯の温度が高いといくらの皮が硬くなります。

また、逆に水ですじこの膜をはがすと、時間がかかることでたまごが水を吸い、いくらがパンパンになって硬くなることがあります。

水を吸うといくらの味は薄くなります。

塩で一度漬けると水を抜くことはできますが、うまみも抜けます。

水を吸ったら元通りにすることはできないのです。

ピンポンいくらになってしまったら、塩漬けを試してみてください。

どうしても食べられないときは、もったいないですが潔くあきらめましょう。

まとめ

いくらは、食卓を華やかにしてくれる贅沢食材です。

おもてなしのときなど、ちょっとした彩りとして使うととても素敵ですよね。

まとめ買いや頂き物で手に入れたときは、ぜひ今回ご紹介した冷凍保存のコツを思い出しておいしいいくらを長く楽しんでいただければうれしいです!

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