たけのこって、天ぷらやたけのこごはん、煮しめなど様々な調理法がありとても美味しいですよね!
毎年春になるとたけのこ堀りへでかける!なんて人もいるかもしれません。
たけのこの水煮は年中スーパーなどに売られていますが、皮つきのたけのこって春にしか売られていないんですよね。
この時期にしか楽しむことのできないたけのこを、心待ちにしている人も多いのではないでしょうか。
ただ、たけのこって結構独特な香りがするんですよね。
土臭い匂いや、酸っぱいような臭いがすることもあります。
食べ物からすっぱい匂いがする時って、傷んでしまったり腐っていることがあるんですがたけのこの場合も腐っている物なのか・・・
実はたけのこは腐っているわけではなくても酸っぱいような匂いがするんです。
これはアクの匂いなんです。
アク抜きをしてもまだ匂いが気になるという場合にはヌカなどを使って、再度アク抜きをすると匂いが気にならなくなりますよ。
そして、スーパーで売っている水煮も酸っぱいような匂いがすることがあります。
更に味も酸っぱいときがあるんですね。
実はこれは酸味料の匂いやあじなんです。たけのこが腐っているわけではないので安心してくださいね。
では、たけのこが腐った場合にはどのような状態になるんでしょうか?
そしてたけのこの水煮はどれくらい日持ちし、どうやって作るんでしょうか?
たけのこが腐るとこうなる!見分け方を紹介!
たけのこが腐ってしまったら、どのような状態になるんでしょうか?
ぬるぬるとしている
たけのこを触った時に、表面がぬるぬるとしており糸を引くような状態のときには腐ってしまっている可能性が高いです。
色や臭いに問題が無い場合でも食べるのは避けるようにしましょう。
変色している
たけのこは採ってから時間が経つと、色が赤、ピンク、茶色と変化していきます。
これは腐っているわけではなくたけのこに含まれているアントシアニンという成分が酸化したことによるものなので心配はいらないんですが、青や緑などになっている場合には痛んでいる可能性が高いので食べないようにしましょう。
柔らかく、ドロドロになっている
たけのこが柔らかくなってしまい、持っただけでも潰れてしまうほどにドロドロとしたような状態になっている時には腐ってしまっています。
食べてしまわないように、すぐに処分するようにしましょう。
変なにおいがする
たけのこは独特な香りがありますが、腐敗臭のようなにおいがする場合には腐っている可能性が高いので食べないようにしましょう。
見た目が変わっていなくても腐っていることがあるので、見た目は大丈夫だから!
と食べてしまわないようにしましょう。
たけのこの水煮はどれくらい日持ちするの?作り方は?
スーパーに行くと、いつでもたけのこの水煮が販売されています。
たけのこは春にしか収穫することができないものなので、他の時期にはこの水煮を購入しているという人も多いですよね。
下処理がされており簡単に調理できるのも嬉しいたけのこの水煮なんですが、どれくら日持ちをするのか知っていますか?
スーパーで売られているたけのこの水煮は常温で約1年ほど保存することができます。
ただ、買ってから1年ではなく製造から1年なのでしっかりと賞味期限を確認してから購入するようにしましょう。
そして、この期限は未開封の場合なので開封した場合には出来るだけ早く使い切るようにしましょう。
自宅でもたけのこの水煮を作ることができるんですが、家庭で作ったたけのこの水煮も1年ほど保存することができるんです。
ただし、しっかりと密閉状態を作ることが重要です。
たけのこの水煮の作り方はこちらです!
◎たけのこをあく抜きする
1.たっぷりの水煮ヌカを入れて、たけのこを入れる
2.落し蓋をして、火をつけて沸騰させる
3.沸騰したら弱火にして1~2時間ほど煮る
4.根元に竹串をさしてスッと刺さったら火を止めて、完全に湯が冷めるまで
置いておく
◎瓶の煮沸消毒をする
1.大きな鍋に、お湯を沸かす
2.瓶と蓋を入れて15分ほど煮沸する
3.瓶を取り出すときにつかうトングの先も一緒に煮沸する
4.キッチンペーパーなどに瓶と蓋をのせて乾かす
◎水煮を詰める
1.アク抜きをしたたけのこをしっかりと洗い、皮をむく
2.たけのこを切り、瓶に詰める
3.瓶の中に沸騰したお湯を注ぎ入れる(上から5mmほどの位置まで)
4.鍋に布巾を敷き、瓶を並べる
5.蓋をのせて、瓶の7~8割の位置まで水を入れる
6.火にかけて、グラグラと30分ほど沸騰させる
7.瓶を取り出して、蓋をしっかりと固く締める
8.鍋の中に蓋を下にして瓶を並べる
9.瓶がすべてかぶる量の水を入れて沸騰させ、30分ほど沸騰させる
10.鍋から取り出してさめたら完成!
たけのこの水煮を作る時には、衛生面、火傷に気を付けて作業をするようにしましょう。
家庭で作る水煮も1年ほど保存することができるんですが、作り方によっては腐ってきてしまうこともあるので気を付けるようにしましょう。
まとめ
たけのこのすっぱい匂いはあまり気にすることはありませんが、見た目や柔らかさなども見て傷んでいないことを確認するようにしましょう。
たけのこは、生の状態だと日にちが立つごとにえぐみが強くなってきてしまうのですぐにアク抜きをして水煮にすることで美味しい状態で保存することができますよ。