餅にカビが生えてしまった!緑の部分をとったら大丈夫!?

生活
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お正月になると鏡餅を飾ったり、お雑煮を食べたりとお餅を食べる機会が増えますよね。

毎日のように食べるからと沢山買ってきたり、家でついたお餅を保存して少しずつ食べるという人も多いのではないでしょうか。

ただ、お餅って冷蔵庫に入れておけば大丈夫かな、とついつい長い期間保存して、気づいたら緑色のカビが生えている!なんてこともよくあるんですよね。

カビって身体に悪いので食べたらだめ。と言われていますが、ほんの少し緑色の部分が・・・これを処分するのは勿体ない!と思いませんか?

お餅にカビが生えてしまった時、この緑色の部分をとれば食べても大丈夫なものなんでしょうか?

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餅にカビが生えたら、どうすればいいの?取り方は?

もし、お餅にカビが生えてしまったらカビの部分を取り除いて食べるという人も多いですよね。

この時に注意が必要なのが、目に見えているカビをそぎ落とすだけではカビを取り除くことができないんです。

カビは表面だけについているように見えるんですが、実は目に見えていないだけで根が張っているんです。

この根もしっかりと取り除くことが大切なんです。

目安としては、カビが生えている部分は3cmほど内部まで取り除くことでカビの根まで取り除くことができるといわれています。

薄切りのお餅などは3cmも厚みがないことも多く、こういった時にはカビを取り除こうとしても食べる部分がほとんど無くなってしまうなんてこともあります。

熱を加えたら大丈夫なんじゃないの?という人もいるんですが、これは間違いです。

カビは加熱処理することで、死滅するといわれているんですがすべてのカビが当てはまるわけではないんです。

熱に強いカビは100度で30分加熱をしても死滅することはないんです。

そして、加熱してカビが死滅してもカビの毒性は残ったままなんです。

カビがいなくなっても、毒性が残った状態のものを食べてしまうと人体に悪影響となってしまいます。

餅はカビが生えても食べれるの?カビを取れば安全?

そもそも、お餅にカビが生えてしまったら食べても大丈夫なんでしょうか?

実は昔はお餅に生えるカビは取り除けば安全だといわれていたんです。

お餅に生えるカビは緑色のカビであることが多く、この緑色のカビはそこまで危険ではないといわれていたんですね。

ただし、カビの種類によっては危険なものもあるんですよ。

緑色のカビ

お餅によくみられるのがこの緑色のカビです。

アオカビと言われることが多く、お餅だけではなくりんごやミカンなどの柑橘類、パンにも発生しやすいカビです。

このアオカビは抗生物質の元になることもあるので、人体に害はない!と思われがちなんですがアオカビの中にも100種類以上の菌種があるんです。

菌種によっては人体に影響を与えるものもあるので、注意が必要なんですが見ただけでは危険なものなのかどうかの判断をすることは難しいんです。

白色のカビ

この白色のカビもお餅によくみられるカビです。

お餅が白いため白色のカビに気づかずに食べてしまった。

なんてこともよくあるんです。

じっくり見てみると、ポツポツと白い点がついていることがあります。

これは白色のカビなので注意が必要です。

白色のカビもアオカビと同じく、人体に影響の無いものもあるんですが有害なものもあります。

見ただけで有害なカビかどうかを判断することはできないんですね。

黒色のカビ

クロカビは、湿気の多いエアコンやお風呂のタイルなどに見られることの多いカビなんですがお餅に発生することもあります。

クロカビは、毒性がなく人体に影響の無いものもあるんですがアレルギー症状が出てしまうこともあるため注意しましょう。

赤色のカビ

アカカビというと、お風呂場に発生するイメージがあるかもしれません。

実は食品に発生することもあるんです。

このアカカビはとても危険で、食中毒を起こしてしまうこともあります。

アカカビと言っても赤色以外に、白・黄色・ピンク・オレンジなどの場合があるので注意が必要です。

まとめ

カビは、専門家でも見ただけでは毒性があるカビなのか、毒性のないカビなのかということを見分けるのは難しいといわれているんです。

勿体ない!と思ってしまいますが、カビの生えているお餅は食べないようにするのが安全ですよ。

お餅が沢山ある!という場合には、カビが生えないように対策をしましょう。

一番簡単な方法はお餅を冷凍保存することです。

カビは0度以下になると繁殖することができません。

ラップに包み、空気に触れないようにジッパー付きの保存袋などに入れて冷凍庫へ入れておくとカビの予防にもなりますし長期保存をすることができますよ。

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