赤ちゃんの頃は母乳やミルクが主体でしたが5ヶ月くらいになると離乳食の初期が始まりますね。
すり潰した食べ物を食べさせてみることから始まります。
そこで子供から大人まで好きな人も多い「バナナ」ですが、5ヶ月くらいの離乳食初期に生のバナナは与えても良いのか悩む人も多いですよね…
お値段も安くて手軽に買えるバナナなので、出来れば離乳食でも使いたいと思っているママも多いはず。
そこで離乳食で生のバナナはOKなのか?保存方法は冷凍でも良いのか?をご説明致します。
離乳食のバナナはいつからOK?
だいたい離乳食の始まりである5ヶ月の頃はバナナは「加熱」はした方が良いです。
どうしてかと言うと、まだ赤ちゃんの胃は消化機能が完全に備わっていないため、負担をかけないようにまずは加熱をしてあげて消化しやすくしてあげます。
あとは生だと酵素の働きによるアレルギーの反応が出やすいので、アレルギー予防のため加熱をした方が赤ちゃんには負担が少ないです。
他にも加熱の力でとろとろになり甘みも増すため、赤ちゃんには食べやすいと言うメリットもあります。
なので初期からバナナは大丈夫なのですが、最初は加熱をしてあげて生で食べさせるのはだいたい生後7ヶ月くらいを過ぎてからを目安にすると良いですよ!
離乳食で使うバナナの加熱方法や冷凍方法!
最初の頃はバナナも加熱をした方が安心ですよ!とお話ししましたが、大人が食べる際加熱をしない事の方が多いのでいまいちやり方が分からない…というママさんも多いですよね。
加熱方法は2通りあって1つは鍋でくつくつと煮込む方法、もう1つは電子レンジで加熱する方法です。
鍋で作る際は、バナナを輪切りにして輪切りしたバナナと同量のお湯を入れて沸騰した状態で1分ほど煮れば完成です。
レンジの方は、赤ちゃんが食べやすいようにカットしたりすり鉢ですり潰したりしてから、ラップをせずに30秒加熱します。
ただしレンジで温めると甘みが強く出るので、もし気になる方はミルクやお湯で薄めることをオススメします。
次に冷凍方法です。
意外とやっている方は少ないですが、バナナは生でも加熱済みでも冷凍できます。
生で保存する場合は皮を剥いて、1本のままでも良いですし食べやすいようにカットしたりすり潰した状態でフリージングパックで冷凍してください。
ただし解凍後はそのまま生で食べずに加熱をしてください。
1度切った食材は菌なども繁殖しやすいため、念の為に加熱する方が安心です。
もしバナナを加熱し終わって調理済みを冷凍したい場合は、製氷皿を使って小分けに使えるようにすると食べたいぶんを解答しやすくなるのでオススメです。
解凍は電子レンジで行なってください。
バナナを使う際の注意点
バナナは輸入品が多く、輸入して運んでいる間に腐らないように防腐剤などが使われています。
ですが一応赤ちゃんの体には何かあった場合の不安があると思うので、出来れば「有機JASマーク」が付いているオーガニックバナナを使う事をオススメします。
あとバナナに先ほど防腐剤などが含まれているとお話ししましたが、その防腐剤は根元の軸に近い部分に残っていることも多いので、出来れば根元を1センチほど切り落としてから使うようにして下さい。
もう1つは赤ちゃんの胃はまだ消化機能が充分ではないので、バナナに含まれる食物繊維により食べ過ぎから下痢を起こしやすいです。
なので5ヶ月くらいであればバナナ4分の1程度に控えましょう。
バナナの離乳食_まとめ
バナナは値段もお安く、どこでも手に入り美味しいためぜひ離乳食にとりいれたいと考えているママも多いですよね。
先ほど書いたバナナの注意点も踏まえながら、最初は加熱をして徐々に生で食べさせるようにして、毎日の調理が面倒であればまとめて冷凍すると便利ですよ。
バナナは甘くて美味しいのでお子さんも好きだと思うので、上手く活用して取り入れていきましょう!