赤ちゃんの肌荒れは保湿不足?原因と正しいケアをご紹介!

育児
スポンサーリンク

赤ちゃんの肌はもちもちでとってもツルツル・・・と思っていたのに
なんだか頭皮も肌もカサカサ!赤ちゃんは意外と肌トラブルが多い?

実は赤ちゃんの肌はとても薄くてデリケートです。

カサカサが原因で痒い思いをしているのでは?とパパもママも心配になりますよね。
赤ちゃんの毎日のケアはとっても大切です。

大切なわが子の肌をツルツルに保つために、原因と対策をしっかり知っておきましょう。

スポンサーリンク

実はとっても荒れやすい 赤ちゃんのカサカサ肌の原因とその対策をご紹介!

ママのお腹の中にいた赤ちゃんにとって、外の世界はとても刺激的。
肌もとても薄く、すぐに荒れてしまう可能性があります。
そのため日々のシャンプーや保湿を上手にしていくことが大切です。

まず赤ちゃんの肌トラブルには原因がいくつかあります。

乳児脂漏性皮膚炎(にゅうじしろうせいひふえん)

 赤ちゃんは胎脂という白い脂肪分に覆われて生まれてきます。

胎脂は24時間以内で自然に剥がれてしまい、その後の肌は無防備な状態になります。
生後1~2か月の間は胎児のときに母親からもらっていた妊娠ホルモンの影響で
皮脂の分泌が多くなり、黄色っぽいウロコのようなかさぶたができます。

これが、いわゆる乳児湿疹といわれるもので生後3か月ごろには自然に落ち着きます。
見た目は痒そうに見えますが、一般的にかゆみや痛みはないものですので
安心してくださいね。

乾燥性湿疹(かんそうせいしっしん)

生後3か月以降の赤ちゃんの肌は、皮脂の分泌も落ち着いてきます。
しかし皮脂の分泌が落ち着いた肌は、急激に乾燥してしまいます。
赤ちゃんの皮膚はとても薄く大人の2分の1程度の厚さしかないので、
皮膚の水分を保つことができず乾燥しがちになってしまいます。
乾燥性湿疹は、肌状態を見ながら保湿をするのが大切です。

症状に合わせた正しいケアは?

乳児脂漏性皮膚炎のケア

 余分な皮脂を洗い流し、しっかり保湿をしてあげると治りが早いです。
① 入浴前にかさぶたをベビーオイルなどで柔らかくしておく。
② 38度くらいのぬるま湯で優しく洗い流す。
③ シャンプーは低刺激性のものを使い、よく泡立てて手洗いで洗う。
④ 洗い残しがないようしっかりとシャンプーを流す。
⑤ お風呂から出た後は水分をしっかり拭きとり、10分以内に保湿をして
水分の蒸発を防ぐ。

脂漏性皮膚炎に必要なのは、肌の汚れをしっかり落として保湿してあげることです。
かさぶたは無理に剥がす必要はないので、自然にシャンプーで取れるのを
待ってあげてください。

シャンプーは大人用を使うと、防腐剤や香料など赤ちゃんにとっては
刺激になるものが含まれているので、赤ちゃん用のものを使用するようにしましょう。

ひどくなると皮膚が赤くただれることがあるので、
心配であれば早めにかかりつけの皮膚科を受診してください。

乾燥性湿疹のケア

乾燥性湿疹は、皮脂を取りすぎてしまうとさらに乾燥が進んでしまうので
洗いすぎには注意しましょう。
そしてしっかりと保湿をすることが大切です。朝晩や出かけた後など、
こまめな保湿をすることで防ぐことができます。
お風呂に入るときはあまり刺激を与えないよう優しく洗い、
乾燥がひどいときはシャンプーをせずにお湯だけで流しましょう。
毎日しっかりシャンプーをする必要はないので、肌の状態を見て洗ってあげてください。 入浴後はなるべく早く保湿をし、特に顔や手足などの露出が多いところは
乾燥しやすいので、しっかりと保湿をしてあげましょう。

赤ちゃんや子育てスタイルに合う保湿剤を選ぼう!

一言に保湿といっても、今はたくさんの種類の保湿剤があります。
保湿剤によって特徴が違うので、それぞれの効果についてご紹介していきます。

ローションタイプ

 ベビー用ローションは使用感がさらっとして伸びが良いです。
全身に使えるものが多いので、顔から身体全体に塗ることができます。
しかし保湿力はそこまで高くないので、
一日に何度かにわけて使うと効果が出やすいです。

乳液タイプ

ほどよく水分補給ができ、油分もあるので保湿効果が期待できます。
ローションのようにさらっとしていないので、多少べたつきが気になるかも。

クリームタイプ

 肌なじみが良いのが特徴です。部分的にかさつきが気になるところに
 使用するなど、使い分けに便利です。

オイルタイプ

入浴直後に使用すると、オイルの膜で水分の蒸発を防ぐことができます。
時間が空いて使用すると保湿効果があまり期待できません。

スプレータイプ

吹きかけるだけで頭皮にもしっかり届きます。
外へのおでかけのときなどに使いやすくて便利です。

まとめ

新生児からのしっかりとした保湿は、肌バリアの機能を助けて
アトピー性皮膚炎の発症を防ぐという効果もあります。

しっかりケアをしているはずなのに一向に良くならないときは、
早めに皮膚科を受診するようにしましょう。

保湿剤を選ぶときは口コミなどもチェックし、赤ちゃんの肌に合うものを
使ってツルツルの肌を保てるようにしてあげてくださいね。

タイトルとURLをコピーしました