日焼けによるヒリヒリした痛み、眠れないほどのかゆみはつらいですよね。
痛いほどの日焼けをしてしまったら、適切にケアをすることが大切です。
どうすれば日焼けによる痛みの症状を軽減できるのか、対処法を紹介します!
日焼けの痛みはいつまで続く?ピークは?
日焼けの痛みは何日で治るのでしょうか?
日焼けで急激に皮膚が赤くなり、炎症を起こしている状態を「サンバーン」といいます。サンバーンは、やけどの一種です。
この赤くヒリヒリした痛みのピークは、日焼け当日から2日程度です。
日焼け直後は、必ず肌を冷却します。
適切にケアをすれば痛みは2,3日で治まります。しかしケアを行わない場合、回復の速さには大きな差が出てしまいます。1週間以上かかってしまうこともあります。
重度の日焼けでは、強い痛みを伴い、皮膚が腫れて次第に水ぶくれができることもあります。
水ぶくれの症状は、日焼けして12時間~24時間ほどで出てきます。水ぶくれはつぶさずに、早急に皮膚科を受診しましょう。
痛くて眠れないほどの日焼けはこうやって痛みを和らげよう
痛くて眠れないほどの日焼けをしてしまったときの、正しい対処法をまとめました。素早くケアすることで、ダメージを最小限に抑えましょう。
・まずはなるべく早いうちに、肌を冷やして炎症を抑える。
…冷えた濡れタオルで患部を冷やす、またはタオルを巻いた保冷剤を当てる。
・日焼け当日に湯船につかるのはNG!ぬるま湯のシャワーでさっと浴びる程度にする。
・水分を補給する。
・睡眠をしっかりとる。
痛みが治まってきたら、乾燥した皮膚をたっぷり保湿しましょう。
保湿成分が含まれているジェル・ローション・クリームなどを塗り、水分が失われた肌に潤いを与えましょう。
重度な日焼けの場合は、治療薬を使うのも良いでしょう。
抗炎症作用のある軟膏などの外用剤が有効です。日焼けした部分に薄く塗ると、痛みを緩和することができます。
「日焼け後、皮がむけてきたときは?」
気になるからと、無理に皮をはがしてはいけません!
無理にはがすと新しい皮膚まではがれてしまいます。跡が残ってしまうかもしれません。
入念に、保湿を行ないましょう。
日焼けによる痛み_まとめ
痛くて眠れないほどの日焼けをしてしまったときは、早めの対策が大切ですね。
基本的なポイントは、「なるべく早めの冷却」「痛みが引いてきたらたっぷり保湿」です!
日差しの強い季節も、健康な肌を保ちましょう!