餅つき用にもち米を上手に蒸すのはなかなか難しいですよね。
出来上がった餅が固かったり、芯が残っていたりと難易度が高いです。
でも、簡単な方法でもち米を上手に蒸す方法があるのです。
今回は、餅つき用のもち米を美味しく簡単に作る方法を紹介します。
もち米を蒸すと失敗して芯が残る!成功の秘訣は洗い方と蒸し時間?
もち米を蒸したときに芯が残っている原因は大きく分けて4つあります。
使用したもち米に古米やうるち米が混ざっていた場合
精米所でもち米を精米すると、前に精米した米が混ざってしまうことがあります。
米の吸水力はそれぞれで違うので、混合した状態では均一に水分を吸水させることが
難しくなります。古米は水を吸いにくいので、結果的に固い米が残ってしまいます。
もち米がしっかりと水分を吸っていない場合
餅つき用のもち米には、新米の場合で最低8時間、古米の場合は12時間
水分を吸収させることが大事になってきます。
餅つき機を使用する場合に失敗しやすいのですが、もち米に水分を吸収させるようにと
説明書にしっかりと記載されていない場合があるのです。
もち米を蒸す前の段階で、しっかりと決められた時間、水分を吸収させてあげることが
もち米を均一に柔らかく蒸すための秘訣です。
もち米をしっかりと水切りしていない場合
もち米に水分を吸収させた後は、必ずしっかりと水切りをしてください。
この水切りがかなり重要で、水切りを疎かに行うと、もち米を蒸した後に
固い芯が残る原因となりますので注意してください。
↓ざるに上げる時間等、詳しく解説しています、合わせてどうぞ(*^^*)

もち米を蒸すときに蒸しムラがある場合
ここでのポイントは、全体を均一に蒸すために火の通りにくい中央部分を
少しだけくぼませてあげると、均一に火が通りやすくなります。
以上の4つのポイントをとりあえず押さえておけば、もち米を
均一に柔らかく蒸すことができますので、ぜひ挑戦してみてください。
もち米を蒸すのに失敗したらリメイクしよう!簡単で失敗知らずの方法を紹介!
もち米を蒸すのに失敗したら、美味しく食べられるようにリメイクをしましょう。
とても簡単な方法なので是非試してみてください。
固くなった餅を蒸し器で蒸す方法
もち米に芯が残っている状態では固くて食べられないので、
餅を蒸し器で蒸してしまい、全体を柔らかくしてしまいます。
もち米の固さにもよりますが、大体蒸し器で10分程度蒸すと
全体に火が通り柔らかくなります。柔らかくなるまで
鍋の蓋を開けて確認しながら蒸していきましょう。
餅を電子レンジで加熱する方法
ポイントは、ほんの少しだけ水を加えてラップして加熱することです。
2~3分くらいが加熱の目安ですが、あまり火を通すと柔らかくなりすぎて
しまうので気を付けてください。ここでの失敗しないコツは、一気にレンジで
火を通すのではなく、短時間で様子を見ながら火を通すことが大事です。
ここまでの方法では、餅の固い部分をなくして美味しく食べる方法でしたが、
固さを活かした美味しい食べ方もあるので紹介します。
おはぎのような感覚で食べる方法
粒あんと混ぜてしまい、おはぎとして食べます。
同じような歯ざわりだと、意外と美味しく食べられるのでおすすめです。
味噌をつけてオーブントースターで焼いて食べる方法
一度食べるとこんがりとした食感がやみつきになると思います。
このように、歯触りを同じようにするだけで美味しく食べられるので、
色々な調理メニューを考えてみてはいかがでしょうか。
まとめ
もち米を上手に蒸すのは難しいですが、正しい洗い方や蒸し時間を
守るだけで格段に上手に蒸すことができます。また、失敗しても
調理方法を工夫するだけで美味しくリメイクして食べられます。
ですので、失敗を恐れずに気軽にもち米を蒸してみてください。
