故人が亡くなってから初めて迎えるお盆の事を、初盆と言います。
昔から初盆には親族一同が集まるなど大掛かりに法要が行われます。
そして、初盆に出席するという時にお花やお供え物、供物料としても
現金を持参するものです。
では、このお供えの金額は一体どれ位が相場なんでしょうか?
お供え物で気を付けた方が良いことって何があるんでしょうか?
初盆のお供えを、親族の場合の相場を知りたい!年代によって違う?
初盆に出席するときには、供物や供花を持参するものなんですが最近では
お供え物ではなく、供物料として現金を包むことが多くなってきました。
品物を用意するという時には、3,000円~5,000円程度のものを贈ることが
一般的です。
親しい間柄だったという時には、1万円ほどのしなものを贈ることもあります。
この供物料なんですが、故人との関係や年代によっても変わってくるんですよ。
大体、香典の5~7割程度の金額を包むのが目安だと言われています。
贈り先が祖父母の場合の香典
自身の年代が20代~50代の場合は1万円
自身の年代が60代以上の場合は5~10万円
贈り先が親の場合の香典
自身の年代が20代~30代の場合は3~5万円
自身の年代が40代以上の場合は5~10万円
贈り先が兄弟姉妹の場合の香典
自身の年代が20代の場合は3万円
自身の年代が30代以上の場合は5万円
贈り先がおじ・おばの場合の香典
すべての年代で1万円
贈り先がそのほかの親せきの場合の香典
自身の年代が20代の場合5,000円
自身の年代が30代以上の場合1万円
これらの香典の金額の5~7割程度を目安にするようにします。
初盆のお供えで気を付けた方がいいことは?マナーを教えて!
基本的に、初盆のお供えはどんなものを贈ってもいいと言われているんですが、
NGな品物もあります。
お肉や、魚介類は殺生を連想させるためお供え物にはNGなものです。
そして、初盆は夏の暑い時期なので冷蔵品は避けるようにします。
冷蔵品のお供え物は仏前にお供えをすると傷んでしまうために、結局は
お供えすることができずに冷蔵庫へ入れておかなければいけないなんて
ことになってしまいます。
初盆のお供え金額_まとめ
こちらで紹介したお供え物や金額は一般的な目安です。
地域や親族間での取り決めがあることもあります。
お供え物は誰が何を持ってくるのかという事を決めているという事もありますし、
品物は無しで供物料だけにする。といったことも少なくありません。
初盆を迎える前に一度確認するようにしましょう。
