雨の日、ワイパーを使っていて音がうるさいと運転に集中できないですよね。
ワイパーのビビり音は、ワイパーゴムがガラスに引っ掛かるのが原因です。
今回は、ワイパーの応急処置の仕方を解説していきます。
ガタガタと音がする原因を取り上げ、それに対応した直し方を紹介します。
車のワイパーはどうやって応急処置するの?ガタガタ音がするのはなぜ?
車のワイパーがガタガタと音がする原因は、大きく分けて5つあります。
ワイパーのゴム劣化や汚れ
まず、ワイパーのゴムが劣化または汚れているからです。
長期間ワイパーを使っていると、雨や紫外線の影響でワイパーゴムが硬くなってしまうことがあります。
そうするとゴムの部分とガラスの間に隙間ができてしまい、摩擦の影響でガタガタと音がするのです。
この場合は、ワイパーゴムの交換で直る場合が多いです。
ワイパーゴムは自分でも簡単に交換できて、値段も安いです。
直すのが面倒な人や不安な人は、オートバックスなどの車屋さんにお願いすればすぐに直してくれます。
ワイパーが正しく取り付けられていない
二つ目は、ワイパーゴムがきちんと取り付けられていないからです。
これはワイパーゴムを自分で交換した場合によく起こります。
この場合は、もう一度ワイパーゴムを取り付けて、音がしないかどうかを確認してみてください。
ワイパーゴムの交換は簡単ですが、ゴム部分がしっかりと溝にはまっていない場合、ガタガタとビビり音がしてしまいます。
ガラスの汚れ
三つ目はガラスの汚れです。ワイパーゴムに異常がない場合は、ガラスの汚れが原因として考えられます。
台所用洗剤を水に混ぜてタオルを濡らしたら、徹底的にガラスの汚れを落としていきます。
ガラスの撥水剤とワイパーゴムの相性が悪い
四つ目は、ガラスの撥水剤とワイパーゴムの相性が悪いからです。
相性の悪い撥水剤をやめるか、ワイパーゴムをグラファイト性のものに交換することで直る可能性があります。
ワイパーゴムとガラスの当たり角度が悪い
五つ目は、ワイパーゴムとガラスの当たり角度が悪いからです。
この場合は、ワイパーを片方ずつ上げて、どちらから音がするかをまずチェックします。
音がする方のワイパーのアーム部分を持って、下向きに曲げるようにしばらく力を加えます。
音が大きく感じたら上向きに力を加えて曲げてみてください。
音が小さく変化する向きを見つけて曲げるのがコツです。
接触部分を水平にすると直ることが多いです。
車のワイパーの交換はいくらするの?料金を知りたい!
ワイパーを自分で交換して直す場合は、比較的安く済みます。
ワイパーの部品は、ワイパーゴム部分とワイパーブレード部分に分けられていて、ワイパーブレードは値段が少し高いです。
ワイパーゴムの値段は300円~1,000円程度、ワイパーブレードは1,000円~2,500円程度です。
Amazonや楽天などでも購入できるので、検索して最安値を見つけてみるのもおすすめです。
もちろん、ディーラーや店舗などでもワイパーは交換してくれます。
オートバックスなどのカー用品店だと、安い値段で交換してくれます。
工賃(値段)は店舗にもよりますが、大体500円くらいが相場です。
また、場合によっては無料で交換・メンテナンスをしてくれることもあるので、まずはお店で一度聞いてみることをおすすめします。
車検や12ヶ月点検の時に聞いてみるのもいいですね。
ワイパーの交換作業は比較的短時間で終わります。
まとめ
ワイパーのガタガタとうるさいビビり音は運転時に支障をきたします。
運転している自分だけではなく、一緒に乗車している人たちにも不安感を与えてしまうので、なるべく早く解消したいところです。
ワイパーのビビり音は、ワイパーゴムやワイパーブレードの交換で直すこともできるので、直してみるのもいいでしょう。
今回紹介したワイパーの応急処置の方法も併せて活用してください。