妊娠すると、喜びいっぱいで日々を過ごしていることと思います。
ただ、妊娠初期にはつわりの症状が出て中々妊婦生活をゆったりと楽しく過ごすということが難しい人も少なくありません。
そんなつわりが治まってくる妊娠中期には、体調も安定してきてやっとのんびりと赤ちゃんのものをみたり、出産準備をしたりと妊婦生活を楽しむことができるという人も増えてきます。
ただ、いくらつわりが治まってきても妊娠中にはいろいろな身体の変化もありますし体調が悪くなってしまうということもあります。
妊娠中期に起こりやすい症状で、お腹の張りがあります。
妊娠するまではお腹の張りというと、便秘やガスが溜まってしまったから･･･と
いうことがほとんどなんですが妊娠すると、もしかして赤ちゃんになんかあったのかな？なんて心配になってしまいますよね。
妊娠中期のお腹の張りもガスが原因で起こるものなんでしょうか？
この張りって放っておいても大丈夫なものなんでしょうか？
妊娠中期に起こるお腹の張りってどんな感じ？原因は？
妊娠中期に起こるお腹の張りの原因は1つだけではなく、複数原因が考えられます。
放っておいても大丈夫なものもあれば、危険なものもあるんです。
一体どういった原因が考えられるんでしょうか？
便秘やガスによる張り
妊娠すると、便秘に悩まされる妊婦さんがとても多いんです。
どうしても子宮が腸を圧迫したり、ホルモンバランスの関係で腸の動きが鈍くなったりと便秘になりやすいためなんですね。
ガスがたまったり便秘が長く続くと、お腹が張り痛みを感じることがあります。
食生活で改善するのが一番なんですが、中々難しいこともあります。
健診のときに相談をすると、妊婦さんでも飲むことのできる薬を処方してもらえるので辛い時には相談するようにしてくださいね。
冷えが原因による張り
普段はもちろんなんですが、特に妊娠中には冷えが大敵だ！と言われています。
身体が冷えてしまうと、体調を崩しやすくなってしまうだけではなくお腹の張りが起こってしまうことがあります。
お腹を締め付けていることによる張り
妊娠中にはマタニティ用のボトムスを履いている人が多いんですが、妊娠中期になるとどんどんおなかが大きくなってきます。
最初はぶかぶかだったマタニティ用のボトムスが気づけば少し窮屈に･･･なんてこともあるかもしれません。
疲れやストレスによる張り
仕事のストレスや上の子の育児でのストレスや出産に対しての不安によるストレス、疲れが蓄積されてしまうととお腹が張りやすくなってしまいます。
子宮収縮による張り
妊娠中期には、出産への準備で子宮収縮が起こることがあると言われています。
これによりお腹に張りを感じることがあります。
すぐ治まるものであれば問題ないんですが、強い張りが長く続いたり出血がある時には早産や流産などのおそれもあるので、早急に病院へ行く必要があります。
妊娠中期のお腹の張りはこうやってチェックしよう！
お腹の張りが、放っておいても大丈夫なものなのか病院へ行った方がいいのか･･･
悩んでしまうこともありますよね。
妊娠中期お腹の張りはどうやってチェックすればいいんでしょうか？
なんとなく痛みがある場合
なんとなく痛みがあるような張りを感じるときは、他に出血などの症状が
無い場合にはしばらく横になって様子を観ましょう。
30分ほどで治まる場合には病院へ行かなくても大丈夫です。
ただ、どうしても心配･･･という時には病院へ電話をするなど相談をするように
しましょう。
強い痛みがある場合
強い痛みや出血があるという時には、すぐに病院へ行くようにします。
ただ、診察時間外や休診日のときもあるかもしれません。
そういう時にはまずは電話をしてください。産婦人科は24時間体制で連絡が取れるようになっているはずなので、電話で症状をつたえ指示を聞くようにしましょう。
妊娠中期で定期的に痛みがある場合
妊娠中期で1時間で3回以上張りや痛みを感じることがある時には、どれくらいの間隔でお腹が張っているのか確認するようにします。
もしお腹の張りが規則的で、間隔が短くなってきているという時には早産や流産の可能性があるので病院へ連絡をして受信するようにしてください。
まとめ
妊娠すると、身体の変化に気持ちがついていけずそれがストレスとなってしまうこともありますし、出産に対する不安などが出てきてしまうことも少なくありません。
ストレスもお腹の張りの原因となってしまうこともあるので、もし不安などがあるときにはパートナーなど身近の人に相談するようにしてくださいね。
無理しないよう、ゆったりとした気持ちで過ごすようにしましょう！
