除夜の鐘はいつ鳴らすの?時間帯は決まっている?

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年末って師走というのがぴったりなほどに、バタバタと忙しい!という人も
多いですよね。

1年の総まとめ・・・大掃除をしたり、年賀状を出したり、お正月の準備をしたりと
あっという間に過ぎていきます。

そして、その1年の締めくくりといえば除夜の鐘をきくこと!なんて人も
少なくないかと思います。

家の近くでは除夜の鐘が聞こえないな、なんて人もテレビを通して除夜の鐘を
きいているなんて人もいますよね。

まず、除夜の鐘って大みそかから年明けにかけて鳴らすもの?
大みそかの内にならすもの?あれ?どうだっけ?
なんて思いませんか?

毎年、聞いているはずなのにわからない・・・という人も少なくないと思います。

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除夜の鐘はいつ鳴らすものなの?

実は、除夜の鐘は大みそかから年明けの深夜0時を挟んで鳴らされるものです
そして、深夜0時までの大みそかの間に107回を鳴らし、最後の1回は年明けの
深夜0時を過ぎてから鳴らすというのが正式なものなんだそうですよ。

そのため、107回を深夜0時までに鳴らすということで大体夜の10時半ごろから
鳴らし始めるお寺が多いんです。

ただ、最近ではこの除夜の鐘は一般の希望者に鐘をつかせてくれるところも
増えてきました。
108回だけで先着順で締め切るお寺と、時間で区切って希望者全員
につかせてくれるところとお寺によって様々です。

そのため、お寺によっては108回よりも多く鳴らしているなんてことも
あるんだそうですよ。

ただ、この除夜の鐘って一体なんだろう?なんて考えたことはないですか?

なんとなく大みそかの日に毎年行われているからそういった風習なんろうな。と思っているかもしれないんですが、除夜の鐘ってそもそも何なんでしょうか?

そして、除夜の鐘は108回鳴らすものなんですが、なぜ108回鳴らすのか
知っていますか?

除夜の鐘は108回鳴らす!108回鳴らす理由!

除夜の鐘を108回鳴らす理由なんですが、この108という数字は煩悩の数を
表していると言われています。

なんで煩悩と除夜の鐘が関係あるんだろう?なんて思いませんか?

この煩悩というのは、人の心を悩ませてしまう心の働きのことを言います。
これは、怒りや執着、欲望など苦しみを感じてしまうようなことばかりなんです。

除夜の鐘を1つつくたびに、この煩悩が1つずつ消し去ることができると
言われているんですね。

そして、すべての煩悩を綺麗に消し去りスッキリとあたらしい気持ちで新年を
迎えるようにしようというものだと言われています。

除夜の鐘の意味って知っていますか?子供でもわかる!除夜の鐘ってこんなもの

除夜の鐘ってそもそも何だろう・・・と思った時に、色々説明を聞いても難しすぎて
わかんないよ!という事も多いんです。

子供に除夜の鐘って何?と聞かれても上手く伝えることができなくて、
困ってしまっているお父さんやお母さんもいるかもしれません。

そもそも除夜の鐘の除夜という言葉は、徐日の夜という意味があります。
これは、古いものを捨てて新しいものを迎え入れる日という意味があるんですよ。

そのため、1年の最後の日でもあり新年を迎える日という大みそかが徐日と
いうことになるんですね。

その徐日の夜が除夜。

大みそかの夜につく鐘だから、除夜の鐘というんですね。

先ほど、除夜の鐘を108回つくのは煩悩を消し去るためということを言いました。
ただ、煩悩を消し去るのは別にこんな忙しい大みそかじゃなくて
もっと他の日でもいいんじゃないの?なんて思うこともあるかもしれません。

ただ、1年のうちにどんどんと怒りや執着などは積み重なっていくものですよね。
それを決められた日、つまり大みそかに消し去ることにより新たな気持ちで
新年を迎えることができるようになります。

そのため、大みそかの夜に鐘を突くようになったのではなんて言われて
いるんですよ。


ただ、除夜の鐘については他にも説があるんです。

中国では昔から108という数字を大切にしてきたことから、これが由来と
なっているという説、四苦八苦という数字を数字にして四苦=4×9=36、
八苦=8×9=72、この36と72を足すと108になるので、苦しみを鐘で打ち消す・・・
なんて説もあるんです。

どの説が由来だったとしても、1年の締めくくりである大みそかの夜に鐘を
突くことで新しい気持ちで新年を迎えるため!というものなんですね。

まとめ

今までなんとなく聞いていた除夜の鐘も、意味を知ることでまた特別なものに
なるのではないでしょうか。
1年、嬉しいこともあれば辛かったこともあったでしょう。
色々な思いがあるかもしれませんが、除夜の鐘を聞きすっきりとした気持ちで
新年を迎えましょう!

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