鉄のフライパンは、油のなじみが良いなどの鉄ならではの特性があり、料理を美味しく調理できます。
しかし、我が家にも鉄のフライパンがあるのですが、チャーハンや焼きそばなどフライパンにくっついてしまうように…そしてついにさびが出てきてしまいました。
私は鉄のフライパンに必要な、お手入れをしていなかったのです。
そんな「さびてしまった鉄のフライパン」をよみがえらせる方法があったのです!
フライパンのさび取り方法
軽いさびの場合
クレンザーとたわしでゴシゴシ!
使用するもの
- 研磨剤の入ったクレンザー
- 金たわし、またはナイロンたわし
- 食用油
- キッチンペーパー
1,さびたフライパンにクレンザーを振りかけ、水を含ませた金たわしで円を描くようにゴシゴシ洗う。(表面のザラザラを取るように)
2.汚れが取れたら水で流し、水を拭き取り、コンロで空焼きして水気を除去。
3.フライパンが冷めたら、油ならし(キッチンペーパーで表面に食用油を擦り込む。)をする。
塩とジャガイモでもできる!
使用するもの
- ジャガイモ(持ちやすく半分にカットし、断面部分の皮を少しむく)
- 多めの塩
- 植物性オイル
- キッチンペーパー
1,さびたフライパンに塩をたっぷり振りかける。ジャガイモの断面でフライパンを、円を描くようにゴシゴシこする。洗い流してみて、さびが残っていたら塩を足して繰り返しこする。
2.さびが取れたら水で洗い、水を拭き取り、弱火で空焼きする。
3.フライパンが乾いたら、オイルをひいて全体になじませ、余った油はキッチンペーパーで拭き取る。その後、30分ほど弱火にかけ、油をなじませる。
4,フライパンが完全に冷めたら、キッチンペーパーで残った油を拭き取る。
酷いさびの場合
紙やすりを使う!
使用するもの
- 紙やすり(荒めのもの)
- 食用油
- キッチンペーパー
1.フライパンのさびを、紙やすりを使いゴシゴシ磨く。
2.さびが取れたら洗い、水気を拭き取り、空焼きする。青っぽく色が変わるまで焼きます。
3.フライパンに油をひいて、5分ほど弱火で加熱します。
4.フライパンが冷めたら、油ならし(キッチンペーパーで表面に食用油を擦り込む。)をする。
※やけどや火災に注意して行なってください!
油を含んだキッチンペーパーは、十分に温度下げる、水によく濡らすなど気を付けて処分してください。
フライパンにさびが付かないようにする対処方法
調理前の油返し…調理前に油を加熱してフライパンになじませる作業。表面全体の温度が均一になり、お料理を焦がさず、美味しく調理できます。これをしないで使用すると食材がフライパンにくっついてしまいます。
あと片付け後の空焼き…使用後は火にかけて空焼きをします。その後良く乾かし、水分を飛ばしてから、油を塗る「油ならし」をします。
※また、新品の鉄のフライパンには防さび加工がされています。こちらも空焼き、油ならしをして取り除きます。特に使い始めの10回位は、油ならしが重要です。
これらの作業を日々の調理の前後に取り入れると、フライパンはさびにくくなります。
フライパンの保管方法
使用後は空焼き、油ならしをして保管
- 汚れが付いたまま保管✖
- 湿気の多い場所✖
- ステンレスやアルミなど、違う素材のものと重ねる✖
- 新聞紙に包むと、乾燥した状態がキープできる
まとめ
鉄のフライパンのさびを取れば、フライパンを新しく買い替える必要がありません!お気に入りのフライパンを、長く使いたいですね。
パラパラなチャーハンや野菜炒めなど、よみがえったフライパンで調理したらとても美味しいことでしょう!