子供から大人までみんな大好きなカレー!
簡単にできるので、まとめてたくさん作っておけで、忙しい人にも人気のレシピですよね!
しかし、みなさんはカレーの正しい保存方法を知っていますか?
もう一度、火を通せば大丈夫!
なんて、そのまま常温保存していませんか?
間違った保存方法をしていると、
知らず知らずのうちに細菌が繁殖して
食中毒になってしまうリスクも…
そこで今回は、特に気になる夏場のカレーを
常温保存することは危険なのか?
そして、夏場のカレーは、どうやって保存することが、いいのかを紹介していきますね!
夏場のカレーや残り物はこうやって保存して賞味期限を伸ばす!
冬は鍋に入れたまま常温だけど、
夏は鍋ごと冷蔵庫に入れるから大丈夫!
そのまま鍋で常温保存でも、火を入れて温めなおせば大丈夫!
冷めてから鍋ごと冷蔵庫にいれて保存すれば大丈夫だろう!
などと、思っている人もいるのではないでしょうか?
しかし、カレーを鍋のまま常温保存してしまうと、細菌や雑菌を増やし、食中毒を引き起越してしまう「ウェルシュ菌」と言う菌が繁殖しやすい状態に…!
特に細菌や雑菌が繁殖しやすい梅雨時期や、夏場は
食中毒の発生リスクも高くなるので
この時期は常温保存…ではなく!!
冷蔵もしくは冷凍での保存をオススメします!
どうしても常温保存をする場合には、
最低でも1日1、2回、できれば3回ほど
全体にしっかりと火を通しましょう!
また、温め直したカレーは、すぐに蓋をしないで蓋を少しずらし、粗熱を取ってから保存するようにしてくださいね。
ただし、冷蔵庫でカレーを保存する場合は、
小分けにできる容器。または、ジップ付きの保存袋で、密閉度の高いものがオススメです。
そして、カレーがしっかりと冷めてからでないと、冷蔵するにあたっても、細菌の繁殖の原因になるため注意してください。
こうして冷蔵保存したカレーの賞味期限は、
2~3日と、賞味期限を伸ばすことができるでしょう!
カレーを冷蔵庫に入れ忘れた!火を入れたら大丈夫?見た目や匂いの判断基準は?
カレーの常温保存が危険と言われているのは
カレーの具として、必ずと言って良いほど
肉または、魚介類が含まれていますよね?
その材料には食中毒の原因菌である
ウェルシュ菌という細菌が存在していることが多く、
これが食中毒の原因になるのです…。
常温保存でも、朝、晩にまた火を入れたら
多少は大丈夫だろう〜。と、お鍋を出しっぱなしにしている方も多いとおもいますが、
この細菌は《芽胞》を作ってしまうと、
例えば100℃でも、6時間の調理にも耐えてしまうため、
常温保存の場合、早ければ6~8時間で菌が増殖してしまうのです。
火を入れて温め直してから食べても、
食中毒になる可能性は充分にあります。
食べる前に以下のことを気をつけて見てみてください!
- ネバネバと糸を引いている
- 表面が白くなっている、カビが生えている
- 酸っぱい感じの味がする
- 酸っぱい臭いがする
- 納豆のような匂いがする
悪くなったカレーは、お腹を壊したり、
食中毒を起こしてしまう可能性があるので、
食べる前に見た目や、ニオイを確認しましょう。
上記のようになっていたら、絶対に食べないでくださいね。
夏のカレー保存方法_まとめ
今回は、夏場のカレーの保存方法を簡単に
紹介してきましたが、
作ってからしばらく寝かせて食べる方がおいしい!と思っていた方も多かったと思います。
まさか、カレーは1日で細菌・雑菌が繁殖してしまうなんて…。
常温保存は絶対に避け、正しい方法で
冷蔵庫または、冷凍庫で保存することが
大事なのは、お分りいただけたのではないでしょうか?
夏場は特に食べ物が傷みやすく、カレーはそのうちのひとつ。そして、カレーは夏場だけでなく、冬場でも冷蔵庫での保存することをオススメします。
大人にも子供にも大人気のカレーだからこそ、
自分だけならまだしも、子供が傷んだものを食べてしまったら…
と考えると、やはりしっかり保存したいですよね!