土が付いたままの里芋。調理をするとほっこりとしてまろやかな食感。とっても美味しいのですが『皮むきが面倒!』という声も多いです。
「里芋の皮むきをすると、ぬめりで手がかゆくなるのがイヤ。」
「火が通りにくくて、味がなかなかしみこまない。」
など、調理が難しいと思われがちな里芋ですが…
なんと電子レンジを使用すると、簡単に皮むき、下ごしらえができるのです!
里芋の皮むきはレンジが簡単!
里芋の皮むきはまずは包丁で切り目を入れる
まず、里芋に付いている土や泥を、水できれいに洗います。
そして里芋の表面に、包丁でぐるりと切り目を1周入れます。
(包丁が滑ってケガをしないように、よく気を付けましょう。) この切り目を入れることにより、あとで皮が剥きやすくなるのです。
里芋の皮むきはレンジで下ごしらえを兼ねる
里芋はえぐみが強いので、あく抜きが必要です。
里芋は、加熱をするだけであくは抜けます。その際の茹で汁はあくが溶け出ているので、使わずに捨てましょう。
里芋の下茹ではレンジを使おう
里芋の下茹では、お湯で茹でるだけではなく、レンジを使って手軽に行なうことができます。
1.切り目を入れた里芋を耐熱皿に並べ、ふんわりとラップをしてレンジで加熱します。(2、3個に付き600wで2分加熱します。里芋の大きさによって調節します。)
竹串をさしてみて、確認しましょう。
2.そして里芋を冷水につけると…指で皮がつるん!と剥けます。切り目の部分を指で押すように剥きましょう。手もかゆくなりません!
※熱いので、やけどに注意してください。
3.まだ固くてうまく剥けない場合は、様子を見てレンジで追加の加熱をしましょう。
里芋をレンジで加熱してから料理に加えると、時短になり、味もぐっとしみこみやすくなります。
ただ、加熱をしすぎると、煮崩れしやすいので注意が必要です。
レンジで加熱してそのまま、シンプルにお塩や、ごま味噌などで味付けすれば、即席の一品料理の完成!です。
まとめ
里芋の皮は、電子レンジを使用することにより簡単に剥くことができるのです。それは下ごしらえも兼ねることになります。
里芋には栄養がたくさん詰まっていて、ぬめりの成分はコレステロールを下げ、また食物繊維も豊富なので胃腸の働きも整えてくれます。
カリウムも含まれ、余分な塩分を排出し、むくみを予防してくれます。
美容や疲労回復、便秘の予防に、ホクホクで美味しい里芋料理をおすすめします!