数の子の塩抜きの失敗しないやり方!冷蔵庫と常温どちらがいいの?

生活
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今回は、数の子の塩抜きの失敗しないやり方を紹介します。

もう少しでお正月ですが、おせち料理に初めて挑戦する方もいると思います。

数の子の塩抜きは、正しいやり方で調理すれば誰でも簡単に作れます。

是非参考にして、美味しい数の子を作ってみてください。

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数の子の塩抜きで失敗しないためのコツ!真水に浸けるのはNG?

時間に余裕がある場合は、ボールに水を張り、数の子を漬けておくだけでも塩抜きはできます。

でも、真水で塩抜きをした場合、表面の塩辛い部分はなくなりますが、中の部分には塩辛さが残っていてあまり美味しくありません。

短時間でも数の子の塩抜きが簡単にできる方法があるので紹介します。

数の子の塩抜きをするときは真水ではなく、塩水や米のとぎ汁を使いましょう。

塩水や米のとぎ汁を使えば、数の子の苦みやえぐみをしっかり排出してくれます。

米のとぎ汁を使うと、数の子の苦みやえぐみを取り除く効果があるのですが、米ぬかにはアクを吸着させる力があるので、その吸着力を数の子に応用します。

米のとぎ汁よりも効果的なのが、塩水の浸透圧の力を利用した塩抜きです。

浸透圧の原理については詳しくは触れませんが、塩水を塩抜きとして使うことで、水に溶けにくいえぐみの成分を、より効果的に排出させることができるのです。

一つまみの塩を入れた塩水に数の子を入れて、冷蔵庫で一晩保管すれば出来上がり。

数の子は基本的に冬でも冷蔵庫で保存するのが一番おすすめです。

数の子を浸けている塩水は、塩抜きの途中で何度か交換するようにしてください。

塩水を新しくすることで、浸透圧の力が復活して、効果的に塩分が排出されます。

数の子の塩抜きでは、塩分の抜きすぎにも気を付けるようにしましょう。

数の子の塩抜きをやり過ぎると、逆に苦みが出てくるようになってしまいます。

塩抜きをやり過ぎた場合は、濃い目の塩水に30分~1時間くらい浸しておきます。

途中で何度か味見をしながら確認して、丁度良い味付けになったら取り出します。

数の子の塩抜きでは、味付けに失敗しても復活させて調整できるのが便利です。

効率よく数の子の塩抜きをするためには、塩抜きの途中で味見をするのが大事です。

塩分を残しておく目安としては1.5~4%くらいで、少ししょっぱいと感じるくらいです。

数の子の塩抜きを短時間でする方法!ぬるま湯の塩水に浸けるといい?

数の子の塩抜きでは、塩水に浸けて冷蔵庫で保存するのがよいと解説しました。

数の子を塩水に浸けるときは、次の2つのポイントを押さえておくとよいです。

まず一つが、塩水を作るときに食塩の濃度を1%にすることです。

水が1リットルの場合、塩は小さじ2(10グラム)となります。

もう一つのポイントは、ぬるま湯で塩水を作ることです。

40℃以下のぬるま湯にすることで、数の子の塩分がより早く排出されるのです。

40℃以上のお湯は数の子の塩分が抜けすぎる原因や、煮立ってしまう原因となります。

数の子を約1時間ぬるま湯の塩水に浸けておくと、数の子の薄皮が取れやすくなります。

数の子の薄皮をやさしく取り除き、今度は真水に1時間程度浸けておきましょう。

この作業を何度か繰り返して行い、好みの味付けになるまで塩抜きを行ってください。

ただ塩水に浸けておくよりも、これらの作業をした方が美味しい数の子に仕上がります。

まとめ

数の子の塩抜きには必ずしも正しいやり方があるわけではありません。

今回は、数の子を塩水に浸けて塩抜きするやり方を主に紹介しました。

真水で塩抜きをすることも可能ですが、数の子の美味しさを損なうのであまりおすすめできません。

なるべく時間に余裕を持たせて、美味しい数の子を作ってみてはいかがでしょうか。

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