ダイエットや健康面のサポートのひとつとして現在多くの方が
食事に取り入れている玄米。
お店ではとてもおいしいのに、自分で炊こうとするとなぜか
上手に炊くことができないという方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は自宅で簡単に玄米がおいしく炊けるコツを紹介していきます。
玄米を炊飯器で炊く3つの方法!
「もみ洗い」でさっと洗う
まず玄米に使う水ですが玄米は浸透力が高いため、浄水や
ミネラルウォーターなどを使用するのがおすすめです。
玄米は白米のようにしっかりと洗米してしまうと
うまみが逃げてしまうため、さっと汚れなどを洗い流します。
2回ほどさっと洗い流したら玄米を擦り合わせるように
揉みながら洗っていきます。もみ洗いは2~3回で大丈夫です。
よくもみ洗いすることでふっくらとした玄米に仕上がります。
しっかり浸水させる
玄米を自宅で炊く際に最も重要なポイントとなります。
しっかりと浸水させることにより「うまみ」「甘み」がしっかりと
でたふっくらとした玄米になります。
炊飯器の機能によって浸水させる時間は異なりますが、もし
ご自宅の炊飯器に「玄米炊き」などの機能があれば3~5時間
くらい浸水させておけばおいしく炊けます。
「玄米炊き」のような機能がない場合は、前日の夜から浸水
させておくとおいしく炊けるかと思います。
水加減の調整
水加減についても炊飯器の機能や種類によって異なりますが
基本的には玄米の1.5倍の量で大丈夫です。
ここで通常の水分量で炊いてしまうと玄米が固くなりやすいので
水は多めに入れましょう。
自分好みにするためには何度か試す必要があるかもしれませんが
よりおいしく炊けるように調整していけるといいですね。
圧力鍋で玄米をおいしく炊く方法!
圧力鍋が家庭でも多く使われるようになり、玄米を食べる方には
とても人気なのが圧力鍋です。
そこで炊飯器と合わせて圧力鍋での美味しい玄米の炊き方を
ご紹介していきます。
圧力鍋で炊く場合も炊飯器の3つのコツを用いて炊いていきます。
ここで注意するのが圧力鍋の場合、水加減は玄米と同じ量でも
大丈夫です。少し不安な方やよりふっくら仕上げたい方は
2倍ほどの水でたくのがおすすめです。
火をかけて圧力がかかってきたところで15分~30分ほど
弱火でじっくり炊いていきます。
じっくり炊いたあとは15~20分ほど蒸らしたら
炊き上がりとなります。
炊飯器に比べると手間がかかりますがより本格的な玄米の味が
楽しめると思います。
もうひと手間かければより玄米がおいしく炊ける裏技
ここまでご紹介してきた炊き方で十分美味しい玄米ができますが
もっと凝りたい!もっと美味しい玄米を炊きたい!という方に
裏技を少しご紹介したいと思います。
玄米を炊く際に水と合わせて少量の塩と日本酒を入れる
塩は苦みを消してうまみを引き出してくれます。
日本酒は甘みを増して一粒一粒が立つような仕上がりになります。
玄米に少量のヨーグルトを入れる
少しだけヨーグルトを入れることで乳酸菌が玄米に入り込んで
ふっくらとした玄米に仕上がります。
ヨーグルトを入れる際はよくかき混ぜてから炊くように
注意しましょう。
玄米に少しだけ雑穀を入れる
少しだけ雑穀を入れることでもちもち食感の玄米になりま
まとめ
玄米の炊き方についてご紹介してきましたがいかがでしたでしょうか?
玄米は白米と違い保存方法や炊き方で大きく味が変わってきてしまう
ものでもあります。
ですがしっかりとコツをつかんで美味しい玄米ができれば
和食はもちろん、洋食や中華にもアレンジがきく食べ物だと思います。
ダイエットや健康のサポート役として多くの人が食べている玄米
ですが、ぜひ自分好みの玄米を作り上げて毎日おいしく食べてくださいね。