毎日使うシンクについた汚れやさびはなかなか落ちなくて、落としてもわりと
すぐ出てくるやっかいな汚れですよね。
市販のステンレス専用の洗剤を使って掃除をしている方もいるかと思います。
今回はどのご家庭にもある物を使って簡単にステンレスがきれいになる
掃除方法をいくつかご紹介していきます。
ステンレスがさびる原因は?
ステンレスがさびる原因をみなさんご存知でしょうか。
ステンレスはもともとさびにくいものではあるもののなぜさびるのか
原因を知って掃除していきましょう。
ステンレスがさびる原因として大きく2つの原因が考えられています。
1. もらいさび
ステンレスとその他の金属が接触することさびができると言われています。
ステンレスに傷がついていたりするとキッチンでその他の金属を使用した際に
その傷にさびがはいっていきます。
そのためなかなか落ちにくいさびが発生してしまうのです。
2. こすりさび
基本的にステンレスには酸化被膜という膜がついていますが、その膜に
よってさびにくいようになっています。
ですが使い続けているうちに酸化被膜が剥がれたり、塩素系のものに
長い時間つけていたりするとステンレスを覆っている酸化被膜がとれて
さびが発生してしまいます。
さびが発生してしまう原因は大きくこの2つになりますが、この原因を
知って予防することでさびにくくすることもできるでしょう。
ステンレスの掃除は意外と簡単!?いくつかの方法を紹介!
ステンレスのさびや汚れはなかなか落ちないイメージがありますが
家にあるもので意外と簡単にきれいにすることができます。
そこでより簡単な方法を今回ご紹介していきます。
① クエン酸
クエン酸とお水を混ぜてクエン酸水をまず作ります。そこに布や
キッチンペーパーを入れクエン酸水を染み込ませます。
染み込ませた布やキッチンペーパーをさびがついている部分に
貼り付けて15分ほど放置します。その後水で流すとさびがとれます。
② お酢
お酢もクエン酸と方法は同じですが原液で大丈夫です。布をかけても
いいですしかけておくだけでも効果はあります。
お酢を使う際は夜のうちにつけて次の日に洗い流したり、4時間以上は
つけておきましょう。
クエン酸に比べて時間はかかりますがどこのご家庭にもある調味料なので
試しやすいですね。
③ 重曹
今ではどのご家庭にもある万能な重曹。ステンレスにも使えます。
重曹はクエン酸と同じように水でとかして重曹水を作って貼り付けて放置
する方法と重曹をやわらかいスポンジや歯ブラシでこすりながら落とす方法が
あります。重曹水を使う際は1~2時間ほどつけ置きをしましょう。
こすり洗いをする際は強くこすり過ぎないように気を付けましょう。
④ じゃがいもと食用洗剤
じゃがいもを切り、そこに食用洗剤をつけます。つけた断面をさび部分に
つけて時間をおきます。2~3時間ほど置いたら洗い流します。
洗い流した際にさびがとれていなければ優しくふくと簡単にとれます。
じゃがいもを何度か使いたいときは使うときに新しい断面を使うようにしましょう。
とても身近にあるものでできるのでちょっと掃除したいなんてときに
すぐできるのでおすすめです。
ご自宅にあるものでステンレスのさびは簡単に落とすことができます。
もしこれで落ちなかったり、よりしっかり落としたいのであれば
クレンザーやメラミンスポンジなどを使って掃除することもいいと
思いますので自分のやりやすい掃除方法を見つけてやってみてくださいね。
ステンレスのさびの予防方法は?
ステンレスのさび掃除方法をご紹介していきましたがさびが発生
しなければそれにこしたことはないですね。
そこでさびの発生を予防する方法をご紹介していきます。
ステンレスとその他の金属を接触させない
もらいさびを予防するための一番確実な方法です。
鉄製のフライパンを長時間シンクに置いておくことも注意しましょう。
塩素系の薬剤を使い過ぎない
塩素系の薬剤はステンレスのさびを防ぐ酸化被膜をはがす効果があるため
使いすぎると酸化被膜がはがれるのが早くなるので使い過ぎには
気を付けることでさびの発生を防ぐことができるでしょう。
水や油はこまめにふきとる
水や油もさびを発生させる原因の1つになるのでつかったらふき取って
つねにステンレスをきれいに保つことを心掛けましょう。
ステンレス流し台のさび落とし_まとめ
毎日使うステンレスのシンクは汚れやすいので常にピカピカに
きれいにしておくことで気持ちよく使うことができますね。
さびを放置しているとなかなか落ちなくなってしまうのでさびが発生したら
今回ご紹介した掃除方法を活用していただき、すぐに掃除をすることを
心掛けてきれいなステンレスを保っていけるといいですね。