来たる6月は梅雨の時期・・・主婦の頭を最も悩ませるのが洗濯物です。
部屋干しだとどうにも生乾きの臭いが気になってしまいます。
また、部屋干しをしているとダニの発生率がなんと通常の2倍になるというデータもあります。
梅雨の時期はどうしても避けられない部屋干し。
そこで上手に活用していきたいのがエアコンですよね。
除湿機能で洗濯物は乾くの?冷房や暖房ではだめなの?
今日は部屋干しのあらゆる疑問を調査していきます。
部屋干しにおすすめな機能は除湿?冷房?
そもそも部屋干しは、外干しのように風通しの良い広がった空間ではなく、
風のない限られた空間で濡れた洗濯物を干します。
濡れた洗濯物によって、部屋の湿度はどんどん上昇していくため
衣類には雑菌が繁殖してしまい、生乾きの臭いの原因となります。
では実際に、部屋干しに適しているエアコンの機能について考えていきます。
まず除湿(ドライ)機能は、空気中の湿度を下げることを最も優先とします。
空気中にある湿度が水となりホースから外へと排出されます。
それに比べて冷房は、部屋の温度を下げることが最も優先とされており、
暖房は部屋の温度を上げることが優先となります。
洗濯物は湿度が高いと乾きづらいです。
そのため部屋干しをする際は「除湿(ドライ)」機能がおすすめです。
除湿(ドライ)機能を使うと、2~3時間ほどで洗濯物が乾きます。
部屋の温度を上げすぎてしまうと乾きづらいため、設定温度は20度くらいにしましょう。
部屋干しで気を付けるポイント5つ
除湿(ドライ)機能を使っているのに生乾きの臭いが気になる・・・という方は
もしかしたら間違った干し方をしているかもしれません。
部屋干しにはポイントがいくつかあります。ここでは5つのポイントをご紹介します。
洗濯物の間隔をあける
室内では風がないので、洗濯物の間隔があいていないと乾きづらいです。
間隔はなるべく15㎝以上開けるようにして、乾きやすくしてあげましょう。
薄い服と厚い服を交互に干す
厚手の服は乾きづらいため、並べて干してしまうと乾かない可能性があります。
なるべく交互に並べて干すようにしましょう。
タオルの重なり部分を減らす
タオルは重なっている中央部分が乾きづらいため、裾をそろえずにずらして
干すようにしましょう。重なる部分が少ないことで生乾きを防げます。
乾きにくい服は風が当たる場所へ干す
厚手の服やバスタオルなどは除湿(ドライ)機能がついていても
乾きづらいことがあるので、風が直接当たる場所へ干すようにしましょう。
部屋干し後は換気をする
除湿(ドライ)機能をつけていても、完全に湿気を逃がすことはできません。
部屋干し後は5分~10分程度換気をしておくことで、ダニやカビ対策になります。
部屋干しにプラスすると良いアイテムは?
扇風機やサーキュレータ―を使う
さらに部屋干しを快適に行うために、扇風機やサーキュレーターを使いましょう。
風を当てることで洗濯物が早く乾きます。ポイントは下から風を当てることです。
部屋干し用洗剤を使用する
部屋干し用洗剤を使うと生乾きの臭いも軽減されます。今は薬局でたくさんの種類が
売られていますので、自分のお気に入りの香りを探すのも楽しいですよ。
アイテムではないですが、部屋干しをするときには浴室や洗面所など、
湿気を逃がしやすい場所に干すのもおすすめですよ。
また、部屋干しをする日は洗濯物を2回に分けるなど工夫してみましょう。
梅雨の時期の洗濯物_まとめ
憂鬱な梅雨の時期のお洗濯も除湿(ドライ)機能や
アイテムを使って工夫をしていけば、快適に過ごすことができそうですね。
それぞれの家にあった生活スタイルで、梅雨のお洗濯を乗り切りましょう。