暑い暑い夏も終わりに近づき、ちょっとした日常の中にも、
少しづつ秋が感じられるようになって来ましたね。
これからの季節、気温的にはとっても過ごしやすくなりますから、
私は大好きなのですが、反面ある事に
悩まされる季節の始まりでもあり、少し憂鬱なんです。
その“悩み”というのが「乾燥」です。
肌や唇がカサカサになって、お化粧のノリは悪くなるし、
保湿を怠るとひび割れを起こしたり…。本当に不快なんです。
こういった乾燥肌の方の悩みを抱えている方は、沢山いらっしゃると思います。
そこで今日は、超乾燥肌の方のための洗顔法や
ケアの仕方についてお話したいとおもいます。
超乾燥肌の方の洗顔石鹸の選び方
洗顔石鹸の大きな役割は、肌の汚れや皮脂を取り除く事ですが、
皮脂は肌の水分を外に逃がさない働きもしていますので、
取り除き過ぎると、肌の水分が蒸発するのを防ぐことが出来なくなり、
「乾燥」という状態になってしまいます。
乾燥状態にしない為には、必要以上に皮脂を落とさず、
保湿を上手くすることによって、肌の水分と油分のバランスを整えることが重要です。
では、どのような洗顔石鹸を選べばいいのでしょうか?
まずはオレイン酸という成分の入ったものです。
これは、米ぬかやオリーブオイルなどに含まれているものですが、
皮脂の落としすぎを防ぎ、肌のバリア機能を維持してくれます。
次はココナッツオイルやアルガンオイル、馬油等の入ったものです。
これらは皮脂の代わりをしてくれるものですので、
肌を保護する働きをしてくれます。
その他、コラーゲンやヒアルロン酸,ローヤルゼリー,
セラミドといった成分がありますが、これらは保湿効果がありますので、
肌に潤いを与えてくれます。
バリア機能を維持し、肌を保護しながら保湿する。
洗顔石鹸は、この3つの条件が揃ったものが最適といえるでしょう。
超乾燥肌の方のクリームの選び方~ 顔用
クリームの役割で一番重要なのは、「保湿力」です。
保湿成分の中でも最強なのが、「セラミド」です。
セラミドは肌表面の角質層に含まれていて、
化粧水やクリームで補充する事ができる成分なのですが、
クリームを選ぶ場合、注意しなければならない事があります。
それは、「保水にすぐれたセラミドを補給しなければ保湿されない」と言うことです。
人間には約6種類のセラミドがあると確認されていますが、
このセラミドに構造が近く、効果が期待できるセラミドが、
天然セラミドとヒト型セラミドというものです。
化粧品等に含まれる場合の成分表示名は
・天然セラミド…成分表示名はビオセラミド,セレブロシド,ウマスフィンゴ脂質
・ヒト型セラミド…成分表示名はセラミド1,セラミド2,セラミドNP,セラミドAP
となっています。
この成分が高配合されている商品は、最低でも
3,000円程度はしますので、高価な物になっています。
仮にこの値段以外のもので、天然セラミドや
ヒト型セラミド配合と表示されているものがあったとしても、
それはかなり低配合の商品で、効果はあまり期待できません。
クリームを選ぶ時には、その辺りにも目安にしながら、
この成分表示名に注目して選ぶようにしてみてください。
超乾燥肌の方のための正しいクレンジング方法とは?
クレンジングも、間違った方法で行ってしまうと、
逆に肌を傷つけてしまい、乾燥が益々酷くなってしまうこともあります。
まず、絶対にやってはいけないクレンジング法は
・肌をゴシゴシ強く擦らない
・時間をかけない
・熱いお湯は使わない
という4点です。
そのうえでの正しいクレンジング方法とは
①クレンジングを適量手のひらに取る
②皮脂が多いTゾーンからUゾーンに優しく馴染ませる。 クレンジング剤が薄いと、摩擦が大きくなってしまうので注意する。 擦らず、優しく滑らすように更に馴染ませていく。 目元は肌が薄いので、のせる程度にする。
③ぬるま湯で、擦らず優しく撫でるように洗い流す。
この一連の工程を1分程で終わらせる。
超乾燥肌の方にとって、皮脂の落としすぎと摩擦が、
クレンジングをする上で一番注意しなければならない事です。
優しく、手早くを心掛けてみて下さい。
まとめ
洗顔石鹸、クリーム、クレンジングと、毎日使用するものですので、
購入する際は必ず成分表をチェックすることをオススメします。
しっかりケアして、目指そう!潤い美人(∩˘ω˘∩ )♡