夏も冬も冷暖房機器で乾燥しがちな１年…冬は特に乾燥が激しく悩む人も多いですよね。
まず乾燥肌になる原因は、お肌の水分保持力が下がっているため起こります。
なぜ水分保持力が下がるのかと言うと、まず１つに加齢があげられます。
肌は年齢が上がると共に代謝は低下し、乾燥が進みやすくなります。
２つ目は間違ったスキンケアのやり方で乾燥が進んでしまうこともあります。
自分の肌質が分からず、ニキビが出ているからといって脱脂の強い洗顔料を使ったり、
顔を洗いすぎたりする事も乾燥の原因となります。
３つ目は空気の乾燥や、紫外線、メイクの負担などの肌へかかるストレスが原因です。
空気が乾燥しがちな所に長くいると、それだけ肌の水分も奪われ肌が水分を維持できなくなります。
あとは紫外線を浴びる事で乾燥を進ませてしまう事もあります。
紫外線の中に含まれる「UV-B」はメラニンを増加させるだけでは無く
角質の保湿力を低下させてしまう作用があるため、肌のカサつきや乱れに繋がってしまいます。
そこで乾燥肌のため起こる痛みや、乾燥肌の予防法などをご紹介致します。
乾燥肌で化粧水がしみて痛い！なぜ痛くなるの？
乾燥肌のため化粧水がしみて痛くなる方もいますよね。
その原因としてはまず、肌の菲薄化が考えられます。
肌の菲薄化とは、表皮や真皮が薄くなってしまう事を指し加齢によるエストロゲンという女性ホルモンの減少や、
メイク時の摩擦、間違ったケアに夜過度な負担から角質にダメージが起き、
その角質を守ろうとターンオーバーを早めた事によって未熟な細胞が積み上がって
角質が薄くなってしまうことから起こる肌トラブルです。
そしてこの角質が薄くなったり、守る力が弱い状態は色々な外的要因に左右されやすくなります。
例えば化粧水などに含まれるアルコールや界面活性剤などに反応しやすくなり、
アレルギー反応をおこしてかぶれたり、赤くなってしまったりします。
もし化粧水などがしみているのであれば、合わない成分のアレルギー反応が起きていることと、
肌の菲薄化からダメージを受けやすい状態になっている事が考えられるので、
一度その化粧水を使うことをやめたり、皮膚科へ相談して肌質を見てもらいましょう。
乾燥肌の人におすすめの食事はこれ！
乾燥肌の人に必要な栄養素の1番は「たんぱく質」です。
お肌のターンオーバーには「たんぱく質」が必要不可欠なんです。
たんぱく質は新しい細胞の原料になるものなので、これが不足してしまうと
新しい細胞が上手く作られずターンオーバーが乱れてきます。
たんぱく質は「肉・魚・大豆」に多く含まれています。
でもどれか１つを極端に多く食べるのでは無く、
まんべんなく摂取することが大事です。
これらを１週間のうちにローテーションをして、
満遍なく摂取することで更に色々な栄養も摂れますね。
あとは緑黄色野菜も積極的に摂取しましょう。
緑黄色野菜に含まれるβカロテンは、
皮膚や粘膜の免疫を上げてくれる効果があると言われているので、
バリア機能の弱まった肌の手助けをしてくれます。
サラダなどで積極的に食べるようにしましょう。
乾燥肌の原因と改善方法_まとめ
お肌が乾燥すると色々な外的刺激を受けやすく、
化粧品類も荒れやすくなったりしてとても悩んでしまいますよね。
しかもお肌が乾燥すると痛みだけではなく、見た目も粉をふいたようになり気になる人も多いはず。
中々改善できなくて色々模索したりしますよね。
乾燥肌は外的刺激を受けやすい状態にそもそもなっているので、まずはそこから改善が必要です。
できれば化粧水で補うことばかりではなくて、
体の中からも体質改善できるように心がけてバリア機能を正常に保てるように対策をしていきましょうね。
