最近、ニュースなどで地球温暖化という言葉を聞くことがあります。
「ちきゅうおんだんかってなぁに?」って子供に聞かれたらちゃんと答えられますか?
私は言葉に詰まります笑
この地球温暖化というのは地球の平均気温が上がってきているという事
なんですね。
実は、200年前から地球の平均気温は0.6度上がっていると言われているんです。
たったの0.6度?!なんて思うかもしれませんが、この短い期間でこんなにも
平均気温が上がるという事は、今までなかったことなんだそうです。
ではでは、そんな小難しい地球温暖化の説明を小学生にはどんな感じで伝えればいいのでしょうか?
温暖化の原因を小学生に説明!例文5つを紹介
小学生に説明するときの例文を5つ紹介します!
様々な切り口のものを用意しましたので、子どものレベルに合わせて使いやすいものをお使いください(*^^*)
温暖化の原因を小学生に説明 その1
まずはね、ものを燃やしたりするときに出る二酸化炭素っていう物質が空の上にのぼるんだ。
するとその二酸化炭素が地球の周りを囲むんだ。
昼間はなんで暖かくなるかっていうと太陽があたるからだよね。
でも、夜になると太陽があたらなくなるからだんだん地球の熱が外に逃げちゃって地球が冷めちゃうんだ。温度が下がるってことだね。
でもね、二酸化炭素なんかが地球の周りを囲んでいるとその熱が逃げるのを邪魔しちゃうんだ。
熱が逃げにくくなると地球の温度も下がりにくくなって、昔と比べると上がってるんだ。
今はね、ものを燃やしたりすることが多いからどんどん二酸化炭素ができて熱が逃げるのをガードしちゃうんだ。
こうやって、地球の温度がだんだん暖かくなっていくのを地球温暖化っていうんだ。地球が暖かくなると何がいけないっていうと、北極や南極の氷が溶けちゃうんだ。
シロクマさんやアザラシの住むところがなくなってしまうんだ。他にも砂漠が広がったりして人間の住む場所がなくなってしまうんだ。地球温暖化は放ってはおけない問題だからあなたも考えてみてね。
温暖化の原因を小学生に説明 その2
私達が地球上で消費する物の中に、消費すると同時に排出している物質があります。その物質の中には大気の中に出てからうまく大気に混ざることができず、そのまま上昇していって、地球上空の成層圏にたまってしまうのです。代表的な物質としては二酸化炭素やフロンなどです。これらの物質が地球上空成層圏で厚い層となって膜を作ってしまうことは温室化現象といいます。ちょうど農家が野菜を作るのに温度を温かく保つためにビニールハウスをつくって、温かいハウスを作るのと同じことです。成層圏にこの気体の層ができてしまうと、太陽から地球へ照り返した熱が上昇し、上昇した熱がこの膜により、どこにも逃げることができずに 地球と成層圏内にたまり、温度上昇を助長してしまうのです。それが地球温暖化です。
温暖化の原因を小学生に説明 その3
地球をつつんでいる大気には温室効果ガスといって、太陽からふり注いでくる光によってあたためられた地球から宇宙にむかって放射される熱の一部を吸収して地球に向かって再放射することによって地球の温度を人間が生活しやすい温度にしてくれているガスがふくまれているんだ。このガスがないと地球はとても寒くなって、生き物が死んでしまうんだよ。
でも、温室効果ガスは増えすぎると地球をあたたかくしすぎてしまうんだ。
これが地球温暖化だよ。温室効果ガスにはいろいろあるんだけれど、地球温暖化に一番大きなえいきょうをおよぼしているのは二酸化炭素のふえすぎなんだ。
その二酸化炭素は、石油、石炭、天然ガスなど地中からほり出した化石燃料をもやす時、空気中に大量に出る。燃やせば燃やすほど、二酸化炭素が大気中にふえて、地球をどんどんあたたかくしてしまうんだ。ぼく達の生活の中では、ものがもえているのを見ることはほとんどないよね。
でも実は、自動車や飛行機を動かすためにも、電気を作るためにも、石油や石炭、天然ガスなどをもやしているんだ。ぼくたちがいつも使っているものにも、これらをもやして作っているものがいっぱいあるんだよ。
温暖化の原因を小学生に説明 その4
地球温暖化とは、地球の表面を覆っている、空気や海の水の温度が上がって暑くなってしまう現象です。
海が温かくなるので寒いところでしか生きられない魚や動物が減ってしまったり、南極の氷が溶けてアザラシやペンギンが生きていけなくなったりするし、日本も今よりもっと暑くなるので涼しい北海道にもゴキブリが出るようになったりします。
原因ははっきりしていませんが、自動車や電車の排気ガスやアメリカ大陸で起きている山火事、ミルクを搾るために飼っている牛のゲップが原因の「二酸化炭素ガス」と呼ばれるガスのせいじゃないかと言われています。
温暖化が進んだら夏がもっと暑くなったり、南極の氷が溶けて海の水が増えるので砂浜が海に沈んで海水浴が出来なくなってしまうかもしれません。
温暖化の原因を小学生に説明 その5
寝るときに掛けるものはなんでしょうか?…正解は掛け布団です。いきなりこんな質問をしたのは、掛け布団と地球温暖化の仕組みが似ているからです。
地球温暖化をざっくり言うと「去年より気温が暑い!」の一言です。
なぜ気温が暑くなるのか。自分=地球、掛け布団=暑くするガス(二酸化炭素)、に置き換えて考えます。何も掛けないで寝るとお腹が冷えてしまうので、掛け布団を掛けると思います。
でも、丁度いい枚数よりたくさんの掛け布団を掛けると暑くなりますよね?実は、地球温暖化とは、この掛け布団が多すぎる事を言います。
私たち人間は水と比べて、触ると暖かいですよね?それは体から熱を出しているからなんです。
その熱をキャッチしているのが掛け布団(二酸化炭素)です。キャッチする掛け布団が増えれば自分は暑くなる、暑いのに掛け布団が追加されてどんどん暑くなる。これが地球温暖化です。
温暖化の対策で自分たちにできることはこんなことがある!?
まず、地球温暖化がなぜ起きるのかというと空気中の二酸化炭素が
増えることによって起こったといわれています。
19世紀末ごろから電気製品が使われるようになり、交通機関も発達してきました。
そして、人間がより快適に生活できるようにと石油や石炭を多く使うように
なったんです。
この石油や石炭は燃やすことで二酸化炭素が発生するんです。石油や石炭が
沢山使われるという事は、二酸化炭素もどんどん増えていきます。
二酸化炭素には、地上から出ている熱を空気の中に保つ働きがあるので
二酸化炭素が増えすぎてしまうと地球が温かくなりすぎてしまい平均気温が
上がってしまうんです。
温暖化の対策で、自分たちでも出来ることは・・・電気を無駄遣いしないと
いうことです!
明るい時間には電気をつけない、人が居ない部屋の電気は消す、テレビを
見ない時にはちゃんと消すなど小さいことでも一人一人が気をつけることで、
地球温暖化の対策につながるんですよ。
温暖化の影響は、動物にもあるの?一体どんな影響があるんだろう
地球温暖化は、動物たちにも影響を及ぼしてしまうんです。
寒い場所に住んでいる動物たちは、気温が上がってしまうと生きていくことが
難しくなってきてしまいます。
そのため、寒い場所に住んでいる動物たちの数が減ってきてしまうんです。
地球には北極や南極、高い山の上など常に氷の張っている場所があります。
地球の気温が上がってしまうと、この氷が溶けてきてしまうんです。
氷が溶けると、水になり海の水が増えて行ってしまいます。
そうすると陸が海に沈んでしまい、陸地が減っていってしまいます。
そうなると、陸に住んでいた動物たちの住む場所が無くなってしまう可能性が
あるんですよ。
温暖化原因子供向け_まとめ
地球温暖化は、暑くなるから過ごしにくい!というだけではなく、
動物たちにも大きな影響を与えてしまうんですね。
1人1人が気をつけることで、温暖化を防ぐための力になります。
自分ができることを少しずつやっていきましょう!
