トイレのタンクも掃除が必要なことはご存知でしょうか?
トイレの便器は掃除したことがあっても、
トイレのタンクは掃除したことがない・・・
という方は多いのではないでしょうか。
そこで、どのぐらいの頻度で掃除をすればいいのか?
掃除方法はどうやってやればいいのか?
実際にトイレのタンクを掃除するにあたって
知っておきたい情報をお伝えします!
トイレのタンクの掃除の頻度はどのぐらい?
トイレのタンク内は水で満たされているため、
湿気が充満し、雑菌の巣窟になっています。
そのため少し放っておいただけでカビが発生します。
このカビを含んだ水が流されると、
便器にも黒ずみができやすくなってしまうのです。
便器を掃除してもすぐに黒ずみができてしまったり、
嫌な臭いがなかなか消えない場合はタンク内の汚れが原因かもしれません。
それでは、トイレのタンクの掃除は
どのぐらいの頻度で行えば良いのでしょうか。
それは1カ月に1回です。
定期的に掃除をすることできれいな状態をキープできます。
しかし、毎月掃除をするのもなかなか面倒ですよね。
そこで、しっかり汚れを落としきる丁寧な方法だけでなく、
簡単にできる掃除の方法もご紹介させていただきます。
トイレのタンクの掃除に必要な道具は?
まず、トイレのタンクの掃除をするには
タンクのフタを外す方法と外さない方法があります。
外す方法は少し手間がかかりますが汚れをしっかり落とすことができます。
外さない方法はとても簡単ですが、汚れを完全に落としきることはできません。
そのため、基本的な毎月の掃除はフタを外さない簡単な方法で大丈夫ですが、
たまにはフタを外す丁寧な方法で掃除をすることが大切になります。
外す方法と外さない方法では使用する道具も違います。
タンクのフタを外す場合に使用する道具
・中性洗剤(例:トイレマジックリン)
・お掃除シート(例:トイレクイックル)
・歯ブラシ
・大きめのブラシ
・ゴム手袋
・マイナスドライバー
タンクのフタを外さない場合に使用する道具
・トイレのタンク用の洗浄剤
このように、使用する道具の種類も数も全然違います。
また、タンク内にカビが多いということは
カビキラーなどの強い洗剤を使用したほうがいいんじゃないかと思いますよね。
しかし、カビキラーなどの塩素系漂白剤を使用するのはオススメできません。
タンク内の樹脂やゴムを劣化させる可能性があるからです。
一度使用しただけですぐに劣化するわけではありませんが、
何度も使用することで劣化を早めてしまう恐れがあります。
トイレのタンクの掃除方法は?簡単に済ませる掃除方法も!
月に一回!タンクのフタを外さない簡単掃除方法
まずはタンクのフタを外さない簡単な方法からご紹介させていただきます。
掃除方法は、手洗い器の穴にトイレのタンク用の洗浄剤を入れるだけです!
洗浄剤を入れるとタンクの中で泡が発生します。
この泡がタンク内の汚れを剥がしてきれいにしてくれます。
2時間ほど放置して水を流せば洗浄完了です。
ただし、水が入っているところにしか泡が行き渡らないので、
それよりも高い位置が汚れている場合、その汚れを落とすことができません。
そのため、たまにタンクのフタを外す方法で掃除をする必要があるのです。
タンクのフタを外す掃除方法
タンクのフタを外す丁寧な掃除方法もご紹介します。
フタを外さない簡単な方法よりは手間がかかりますが、
簡単な方法では落としきれない汚れを
たまにはしっかり落とすようにしましょう。
① 止水栓を止める
マイナスドライバーを使用して、
タンクに水を送っているおおもとの栓を止めましょう。
② タンクのフタを外す
真上に持ち上げてフタを外します。
③ 中ブタを外す
中ブタが付いている場合は外します。
④ タンク内を洗う
トイレマジックリンなどの中性洗剤をかけます。
汚れは歯ブラシを使ってやさしくこすって落としましょう。
激しくこすると、ケースを傷付けたり細かい部品が外れる恐れがあります。
縁の部分の汚れはトイレクイックルなどのシートで吹き上げて落としましょう。
⑤ タンクのフタと中ブタを洗う
外したタンクのフタと中ブタは風呂場で洗います。
トイレマジックリンなどの中性洗剤をかけた後、
大きめのブラシを使って一気に汚れを落とします。
細かい部分は歯ブラシを使用してください。
裏面も忘れずに行います。
最後にシャワーですすげばカビが落ちてきれいになります。
⑥ 乾燥させて元に戻す
洗ったフタをしっかり乾かして、外した手順と逆の手順で戻したら完了です。
まとめ
トイレのタンクの掃除を定期的に行っておけば、
トイレ自体の掃除の手間を減らすことができます。
汚れがこびりついてからでは大変なので、
月に一度はタンク内の簡単な掃除を行うようにしてください。
簡単な掃除だけでは落としきれない汚れもありますので、
たまにはフタを外して隅々まで汚れを落とすようにしましょう。