無垢フローリングってどうやって掃除をするの?重曹はNG!?

掃除
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マイホームを建てるときや、リノベーションを行う時にフローリングの床板まで
こだわるという人も増えてきています。

一般的なフローリングとは少し違っている、無垢フローリングというものが
最近注目を集めてきているんですよ!

フローリングには、合板フローリングと無垢フローリングの2種類があります。

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フローリングの種類

合板フローリング

一般的に使用されることの多いものです。
べニア板を何枚か張り合わせて厚みを出します。その上に薄い天然木を
張り付けて形成していきます。何枚も板を張り合わせるため接着剤が
使われているんですよ。

無垢フローリング

天然木100%の板で作られています。
無垢フローリングは、天然木だけで作られていることから優しい雰囲気や
癒しのある空間を作りたいという人に人気があるんです。

そして、調質性にとても優れているのも人気の理由です。
ジメジメと湿気が多くなる梅雨や夏には湿気を吸収して、室内の湿度を
下げてくれます。それにより、ジメジメ感が軽減して過ごしやすくなるんですね。

湿気を吸い込むと、板が膨張するので施工をする時には少し隙間を開けた状態で
張り付けていきます。
隙間が無い状態で張り付けてしまうと、膨張した時に板がそってしまうことが
あります。

冬には、空気が乾燥しますがそういった時には含まれている湿気を放出するので
室内の湿度が上がり乾燥を軽減することができるんです。


こんな無垢フローリングなんですが、汚れてしまうなんてこともありますよね。
そんな時にどうやって掃除をすればいいんでしょうか?

汚れを落とすのに便利なアイテムというと、重曹ですよね!
実は、無垢フローリングに重曹はNGなんですよ。

重曹で床掃除はNG?!無垢フローリングに重曹が使えない理由って?

どうして無垢フローリングを掃除するときに、重曹はNGなんでしょうか?

無垢フローリングにももちろん塗装はされているんですが、
浸透性塗料というものを使っていることがほとんどでしっかりと木材を
コーティングしているわけではなく、木材の保湿や、優しく保護をするための
物なんです。

木を守るための塗装なんですが、表面を覆うわけではないので重曹を使って
掃除をすると、アルカリ性と反応をしてしまって無垢フローリング自体が
黒っぽく変色してしまうんです。

そして、重曹を使って黒っぽく変色してしまうと拭き掃除をしても黒ずみを
落とすことができません。

折角ナチュラルな色合いの無垢フローリングにしても、黒ずみが残って
しまったらショックですよね。

無垢フローリングには重曹は使わないようにしましょう!

では、無垢フローリングはどうやって掃除をすればいいんでしょうか?

無垢フローリングの掃除方法や注意点はこちらです!

乾拭き

基本的に、無垢フローリングを掃除するときには乾拭きを行うようにします。
モップやお掃除シートを使って掃除をしたくなるかもしれないんですが、
無垢フローリングは薬剤や水分はNGです。

ホコリを取り除くことを意識して乾いたぞうきんを使って拭き掃除を
行いましょう。

月一の水拭き

基本的には乾拭きで掃除をするんですが、1か月に一回ほどは水拭きを行うように
します。
ただ、水拭きを行う時にもしっかりと固く絞った雑巾を使うようにしましょう。

濡れている状態が長く続いてしまうと、無垢フローリングは変形してしまうことが
あります。もし、水気の多い雑巾で拭いてしまったり水をこぼしてしまったと
いう時にはすぐに乾いたぞうきんでふき取るようにしましょう。

半年に一度は大掃除

半年に1回程度は、大掃除を行いましょう!
無垢フローリング対応のクリーナーを使って、しっかりと汚れを
落としていきます。
ワックス効果のあるクリーナーを使うのがおすすめですよ。

食べこぼしにも拭き掃除!

うっかり、コーヒーやお茶、調味料などをこぼしてしまうなんてことも
あるかもしれません。
染みになったらどうしよう!なんて焦ってしまうかもしれないんですが、
すぐに掃除をすれば基本的には綺麗になります。

この時に、洗剤などを使わないようにしてくださいね。
まず、こぼしてしまったものをティッシュなどで拭きとってから水を
しっかりと絞った雑巾を使って拭き掃除を行います。

どうしても汚れが落ちないという時には、無垢フローリング対応のクリーナーを
使って汚れを落としましょう。

まとめ

無垢フローリングは、お手入れが大変だというイメージを持っている人も
いるかもしれませんが、乾拭きを行うという事をしっかりと覚えておけば
大丈夫です!

クリーナーも無垢フローリング対応の物を使うようにすれば、シミになるような
ことはないので安心してくださいね。

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